5日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』（ABEMA）が放送され、小沢一敬が今は亡き大御所芸人と貴重な体験をしたエピソードについて語った。
『月曜The NIGHT』では「日本の全お笑いファンに一度は見てもらう3ヶ月」をテーマに、お笑い企画を連続で実施。記念すべき第一回はチュートリアルの2人をゲストに招いて台本無しのトークを展開した。
小沢一敬はスピードワゴンとチュートリアル、さらにはおぎやはぎを加えた3組のお笑いコンビの共通点は『M-1グランプリ』（テレビ朝日系）のファイナリストになりながらも、100点満点中50点の最低得点を出されたことだと振り返った。
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スピードワゴンに50点をつけたのは審査員の故・立川談志さんで、小沢は『爆笑オンエアバトル』（NHK総合）のチャンピオン大会に出演をした際に、立川さんと再会したときのエピソードを明かした。
喫煙所でタバコを吸っている小沢のもとに、お忍びで大会を観に来ていた立川さんが現れて「兄ちゃんさ、いまの漫才メチャクチャよかったよ。ちょっとやってみようか」と話しかけてきたという。
立川さんが井戸田のパートの台詞をしゃべり出したため、小沢はそれに合わせて漫才をすることに。すると立川さんは途中で漫才止めて「悪いところ2つあるんだけどわかるか？」と問いかけてきたのだとか。
「わかんないです」と答える小沢に、立川さんは「兄ちゃんはお客さんを見てないで、相方しか見てないのがよくないな」と指摘。「もう1つは？」と問いかけると「前髪が長い」というものだったそうで、小沢は「『はい』って談志師匠を見たら、髪が紫だった」とオチをつけて笑いを誘った。
「俺はすごい覚えてる」と語る小沢は「尊敬してるし、メチャクチャ感謝しているよ。談志師匠とネタ合わせした人なんていないだろうから」と振り返っていた。
