“ポスト菅”に小池都知事? 橋下氏「菅総理を“防弾チョッキ”にした。この能力はすごい」
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 ABEMANewsBAR橋下』のゲストに芸能界きっての“若き政治オタク”井上咲楽が出演。「私が毎日考えていることだが、“ポスト菅”は誰?というのを、心から聞ききたい(笑)。岸田さんは列に並んでいれば総理大臣になれると思ってるんじゃないかなと思うが、私は違うと思う。河野太郎さん、あるいは岸田派の中でも、最近選挙区を鞍替えした林芳正さんはどうかなと思っている。林さんは知名度を上げて、総裁選に出るというのは現実的にどうか」と投げかけた。

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 橋下氏は「詳しいね(笑)。僕は永田町の取材をしていないから本当に分からないけど、国会議員というのは、みんなが戦国武将みたいに生き残りに必死。そういう人たちに“俺の子分になってくれ”とやっていくのは大変だ。その意味では、誰が親分肌なのかということだし、河野さんや林さんのところに、そう簡単に子分が集まるのか」とコメント。

 井上はさらに「もう一人、リアルに最近思っているのが、小池百合子さん。次の衆院選に出て、二階さんの力で20人集めて、総裁選に出るんじゃないかな」との見方を示すと、橋下氏は「小池さんも、どちらかというと仲間を集めるタイプじゃなくて、世間に向けてバーンとメッセージを出して、多くの有権者の票を得ていくタイプ。だから大統領制というか、首相公選制だったら小池さんは“ポスト菅”で1位になるくらいだろう」との見方を示した。

 一方、「メディアのコメンテーターは政治を批判するのが仕事だから小池さんの批判も多いけど、政治をやっていた人間からすると、良い意味でも悪い意味でも、小池さんの振る舞い、能力にはすごいものがあると思う。今回のコロナ騒動、オリンピック騒動に関しても、菅総理を盾というか“防弾チョッキ”にして、弾を全てそこにぶつけた。だから菅さんの支持率はボロボロ。菅さんは“俺、主催者”じゃない、最後は知事が決めるんだ”言っているのに、何だか知らないけれど、菅さんが全部やったことになっていて、“なんだ菅政権は!”みたいなことになっている。

二階さんはリーダーになる人を後押ししていくタイプだし、小池さんが永田町の中で議員の仲間を集めるために旗を振ってくれるかもしれないが、そこに麻生派や細田派が集まってくるかといったら難しいと思う。小池さんもそこをじっと見ていて、本当に総理・総裁になれる道ができたと判断したら、バーンと出て来ると思う」との見方を示した。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

橋下徹×井上咲楽 秋までに選挙...若者政治マニアとトーク
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橋下徹×猪瀬直樹
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橋下徹×二宮清純
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