8月20日(金)20時20分より、グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典 #3』が、ABEMAにて独占配信された。日・韓・中から33名ずつ選ばれた、計99名の少女が参戦する大規模なグローバルガールズグループデビュープロジェクトとなる本番組。本格的なミッションがいよいよ開始となり、TOP9に選ばれた4名が同じチームとなった通称“アベンジャーズチーム”が、驚きの展開を見せた。

▶動画:TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!マスターたちも驚き

TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!絶賛と厳しい声が相次ぐ白熱のステージ対決、“アベンジャーズチーム”も登場
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(5枚)

 『Girls Planet 999 : 少女祭典』は、ENHYPENが誕生し話題となった『I-LAND』など、人気オーディション番組を手掛ける韓国を代表するエンターテインメント企業CJ ENMによる、新たなオーディションプロジェクト。日・韓・中の少女たち99名が、ガールズグループデビューの座を射止めるため、パフォーマンス対決を行う。少女たちの中には、現役アイドルなど、ビジュアルと実力を兼ね揃えた強者が勢ぞろい。超大型オーディション番組からデビューするのは一体誰になるのだろうか。

キリングパートは?メインボーカルは誰に?重要なパート決め、チーム内でバチバチの展開に

 #3は、少女たちがチームにわかれてパート決めをする場面からスタート。同じCELL同士、同じ色の練習服を着るが、TOP9だけには紫と黄色のキラキラした、特別な練習服が与えられた。TOP9から外れた少女たちは、羨望の眼差しでその衣装をそっと見やる。

 TOP9のほぼ半分の4名が同じチームとなった“アベンジャーズチーム”では、熾烈なパート分けが始まっていた。キリングパートを担当できる者はひとりだけなのだが、「本当にやりたい」と複数名が立候補。実際にパフォーマンスをして、チーム内の投票で決めることになり、結果、シェン・シャオティンに票が集まった。要となるラップパート、メインボーカルのパートも同じように決まっていき、チーム内でライバル視する展開も。

 一方、TOP9がいないチームでは、「みんなで元気を出してチームワークを高めて頑張ろう!」と健気に気合いを入れていた。「団結もしているし雰囲気もいいので自信がある」とメンバーは語り、チームの団結度もミッションには大きな加点評価となりそうだった。

 TOP9のうち、1位の江崎ひかるがいるチームは、EXOの曲をやることで決定。「キリングパートをやりたい人は?」と聞くと、ほぼ全員手を挙げる展開になり、その場でパフォーマンスが繰り広げられた。投票の結果、接戦の末にスー・ルイチーに決定した。今回のミッションに懸けており、気合い十分のユ・ダヨンだったが、キリングパートを勝ち取ることができず、ボーカル1やその他の望んでいたパートもすべて逃してしまい、思わず涙がこぼれてしまう。しかし、リーダーは「みんな1回ずつ(やりたいパートを)選んだんだからね。不公平になるよ」と厳しく告げる。ダヨンは「ライバルになるとわかっていたら、(TOP9のメンバーを)選ばなかった。ここで生き残ることは難しい、絶望的…」と失望の色を隠せない。

 夜になると、どうにか生き残るため、合宿所でも必死に自主練を重ねる少女の姿が映し出された。「明日一緒に頑張ろうね」、「今日すごくよかったよ」と言い合い、「チームのみんなで生き残っていきたい、迷惑をかけたくない」と固い決意を覗かせる少女も。

ついに「コネクト・ミッション」開幕!

 いざ「コネクト・ミッション」となった本番の日、マスターたちが集い、MCも檀上に上がる。MCは「最初のミッションであるコネクト・ミッションが始まります。99人の少女たちがK-POPを通じてひとつにつながるコネクト・ミッション。3つのCELLがひとつのチームとしてつながり、ステージが披露されます」と説明を始めた。

 11チームのうち、8つのチームが同じ曲を選択し、2チーム同士でバトルを行う。EXO、BTSSEVENTEEN(※男性グループ)では、3チームがバトルを行い、バトルの勝者がマスターの選択によって決まる。そこでは、どれだけ多くの努力を注ぎ、完成度の高いパフォーマンスを披露したかが評価の対象となる。

 バトルに勝利したチーム全員は、グローバル投票締め切り前の24時間の間、投票数が2倍に適用される。さらに、3チームでの対決に勝利したチームは、3倍の投票数が与えられる。もうひとつのスペシャルベネフィットとして、マスターの選択で最もうまい1チームが「Mカウントダウン」のステージに上がる栄光が与えられる。最終的に、全世界のプラネットガーディアンの投票結果によって、33のCELLのうち16のCELLは脱落。48人がこの日を最後に、離れることになる。

 ミッション当日の1週間前、「特別イベント」と称し、コネクトミッションでのパフォーマンス順を決めるためのダンスバトルが繰り広げられた。内容は、各チームでダンスに自信のある代表者3人を選び、音楽に合わせてフリースタイルのダンスを踊る。そして、ダンスマスターたちの選択で勝者が決まる、という内容。「観客の目を引き込む才能と魅力が大事」とアドバイスを与えたダンスマスター。初めてダンスバトルを行う少女たちのために、まずはダンスマスターたちがセクシーで致命的なダンスを披露。一気に会場のボルテージが上がる。その後、各チームから選出されたダンスに自信のある少女たちは、思い思いに迫力のあるダンスや、床を這うようなセクシーダンスを披露。順番決めの戦いとはいえ、少女たちは楽しそうに大盛り上がりだった。

TWICE「YES or YES」対決! 1チーム目から凄まじい成長ぶりにマスターたちの絶賛相次ぐ

TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!絶賛と厳しい声が相次ぐ白熱のステージ対決、“アベンジャーズチーム”も登場
拡大する

 その後はついに「コネクト・ミッション」がスタート。最初の対決はTWICEの「YES or YES」をパフォーマンスする2チームだった。制服姿で登場した2チーム。1チームは、「何をしたらいいかわからなくて、全部準備してきました!歌、ダンス、才能、エネルギー、勝つ自信はありますか?はい!何度もみたくなるネンです!」と元気にチーム紹介。2チームも「幸せエネルギーを充電する私たち。エネルギーバーです、モグモグ」と、かわいさたっぷりにチーム紹介を行った。

 本番の対決に入る前、まずは1チームの中間点検の映像が流れた。練習の成果を出そうと何とかやり切った1チームだったが、完成度の低さを目の当たりにし、マスターたちは言葉を失う。「今、何を見たのかよくわからない。誰かがリードして、できない人をもっと引っ張って練習をしていかないといけない」、「ジウォンさんがまったく見えませんでした。キリングパートなのに。もっと頑張らないと」とはっぱをかけた。

 落ち込んだメンバーたちは、一心不乱に練習を重ねる。しかし、メンバーと話すうち、大熊李はプレッシャーのあまり、「迷惑かけてると思う…」と泣き出してしまう。ほかのメンバーは大熊の心情に寄り添い、「リードに対してついていくのに必死で、自信がなくなったのかなと思う。話す時間が必要」と話し合いをし、「もっとチームの絆を深めよう」、「言葉の壁もあるからもっとケアしていかないと」と改めて認識し、一気にチーム力を強めたように見えた。

 本番、中間点検とは一変し、出だしからばっちりのスタートを決めた1チームに、マスターたちも「うまいよね!」「ヘリムが上手だね」と笑顔。最中には、テンションが上がったマスターたちが、「フォ~!」と思わず掛け声も飛び出すほどに。少女たちも、終了後はやり切った表情を見せる。

 マスター勢からは、「気分がよくなる」、「終わった後、すぐ“Yes!”と叫びたくなった。ボーカル、集中力、ダンス、動線、お互い移動しながら見つめる余裕まであってよかった!」と絶賛が相次いだ。さらに「みんなのチームワークが際立ちました。私もエネルギーをもらいました」、「中間確認のときとがらっと雰囲気が変わりましたね。チーム名のようにうまいネン!」とお墨付きの発言も飛び出た。その様子を見ていた2チームは「うまかったと思う」「少しプレッシャーを感じた」と不安気な表情を浮かべた。

「リズムが早すぎて残念」高い評価だった2チーム目に何が?

 しかし、2チームは、中間点検のときから1チームより高い評価を得ていた。マスターからも「全体的に1チームよりは、2チームのエネルギーのほうがよかったと思う。自分のものになっていて、視線を奪うので始まるときからエネルギーが違った」と言わしめていた。しかし、不安要素もあるとマスターは言い、「セインが間違えなければいい。中間チェックのときにずっと間違えていた」と危険因子を挙げた。セインは年齢的に若いせいか、「マイペースでいつも集中できていない」とほかのメンバーも不安視。メンバーから「ステージでもそうするつもり?無条件に勝たないとダメ。もっとベストを尽くして!」と言われたものの、セインが本気で受け取っているかは、その表情からは読み取れなかった。

 いざ本番となり、2チームはそつなく終えたかに思えた。マスターも「うまかったですよね」と言い合い、「どちらかを選ぶのが難しいです」と悩ましい表情に。そして、1チームに向かって、「岸田莉里花さんのことを褒めたいです。どうすればあんなはっきりした声で、最初から最後まで安定的に引っ張っていけるのか。本当に上手でした」とベタ褒めし、岸田は感激のあまり涙を流す。2チームに対しては「本当によかったけど、ずっと気になったのはセインさんのリズムがずっと早い。ちょっと残念でした」とも言われていた。

 その後は、マスターだけで、どちらのチームを選ぶかという会議を実施。緊張が走る中、勝者は1チームと発表された。1チームのリーダーは「本当に愛するチーム、お疲れさまと言いたいです。マスターの皆さん、ありがとうございました」と挨拶。接戦の結果、惜しくも負けてしまった2チームのリーダーは、「メンバーの皆さん、本当にお疲れさまでした。本当によくやったと思う。ベストを尽くしたので、すばらしいステージとして、記憶に残っていると思う。1チームにも感謝の言葉を伝えたいです。今まで一緒に練習して、お互い応援して、素晴らしい時間を過ごしたと思います」と気丈にふるまっていた。

BLACKPINK「How You Like That」アベンジャーズチームが遂に登場!果たして?

TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!絶賛と厳しい声が相次ぐ白熱のステージ対決、“アベンジャーズチーム”も登場
拡大する

 続いての対決は、BLACKPINKの「How You Like That」で、2チームが並ぶ。ここで“アベンジャーズチーム”が登場。彼女たちは「プラネットガーディアンの皆さんの心を魅了する、プランガールズです」とチーム紹介を行った。一方のチームは、フォーメーションを組み出し、「私たちは隠された宝石、ヒドゥンカードです!」と負けじと元気にチーム紹介を行う。

 「リハーサルのときは両チームうまかったよね」と言い合うマスターたち。中間点検の映像が流れると、ヒドゥンカードチームのパフォーマンス後、マスターたちは「鳥肌が立った!」と上手なパフォーマンスに驚き顔。マスターは「“ヒドゥンカード”(の呼び名)は正しいね。みんなすごい」と言い、別のマスターは「キム・ダヨンさんはなぜ(Kの)1位だったかわかった。わざとTOP9には入れなかった。結局、最後に入ると思ったので」とそのポテンシャルを高く評価し、思わずダヨンは涙、ほかのメンバーももらい泣きしていた。

 そんなヒドゥンカードチーム、本番ではオープニングのユン・ジアの鋭い眼差しにマスターたちが魅了されるものの、その後ズレも見られた。しり上がりに調子を取り戻していき、途中のラップパートでは「いいね!最高」とマスターも盛り上がるが、再度パフォーマンスでのミスが起こり、音もズレる結果に。

 終了後、マスターたちは「何だろう…何であのときの感じと違うんだろう」、「リハーサルのほうがうまかった」、「ボーカルはちょっとがっかり。なぜ間違えたの」と、やや低めの評価を下した。マスターは「テンポがずっとズレていて、残念なステージでした」としながらも、「ユン・ジアさん、本当にかっこよかったです」と、名指しで褒めた。結果的には「うまかったけど残念でした。もっとうまくできるはずなのに。緊張してしまったせいか発揮できなかった。でもそれも実力のうちです」とプロならではの目線で告げていた。

TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!絶賛と厳しい声が相次ぐ白熱のステージ対決、“アベンジャーズチーム”も登場
拡大する

 続くアベンジャーズチーム、中間点検では、マスターが「うーん…。TOP9が4人も入っているチームなのかどうか、わからなかった。シェン・シャオティンさん、キリングパートなのに本当に圧倒してやるぞ、という感じがまったくなかった。ツァイ・ビーンさんはどうしてメインラッパーになったの?」と厳しい追及も始まった。「ステージでメインラッパーがミスしたら全部ダメになるよ」と厳しい忠告を受けたことにより、その後、彼女たちは必死に練習を重ねた。

 本番では、最初から間違えるハプニングもあったものの、ほかのメンバーが立て直す。しかし、キリングパートの物足りなさは変わっておらず「どうして前に出てこない?」とマスターたちもイラつく顔。しかし、優れたメンバーも多数おり、終了後マスターは「ヴィヴィアンさんとゆりなさん、相対的にパートが少なかったメンバーですが、自分のやるべきことをしっかりこなしていたので、ステージをいっぱいに満たしてくれていた」と健闘をたたえた。だが、「残念だったのはリハーサルのほうがよかった。シェン・シャオティンさん。キリングパートだから圧倒させる意気込みがないとダメと言ったけど感じられない」とダメ出しも。

 そうした流れは、誰かが崩れると周りも崩れていくのがチームという話になり、「練習不足、集中力不足。みんな、集中できていないのが伝わってきた。パフォーマンスの流れが壊れてしまうと、もう一度集中力を取り戻すのは大変だから」と、プロと素人の境界線について少女たちは冷静にアドバイスを送られていた。

 どちらのチームにするか、最後まで迷うマスターたちは「本当に迷いました」としたものの、結果、アベンジャーズチームに軍配が上がった。リーダーのチェ・ユジンは、「このメンバーじゃなければ正直、本当につらかったと思う。残念なステージではあったけど、最初よりはもっと成長したのではないかと思います」と感情をぐっと抑えてコメント。負けたチームのリーダーも、「負けたけど、私たちがヒドゥンカードというのをガーディアンの皆さんもわかってくれたと思う。みんなうまくできたと思う!」とメンバーの頑張りを褒め、マスターたちからも「素晴らしいリーダーですね!」と言われていた。

TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!絶賛と厳しい声が相次ぐ白熱のステージ対決、“アベンジャーズチーム”も登場
拡大する

 次回の『Girls Planet 999 : 少女祭典』は8月27日(金)20時20分よりスタート。なお『Girls Planet 999 : 少女祭典』#1~#3までABEMAビデオにて無料配信中だ。

TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!マスターたちも驚き
TWICE、BLACKPINKの難曲を完コピ!マスターたちも驚き
【独占配信】I-LAND(全話)
【独占配信】I-LAND(全話)
この記事の写真をみる(5枚)