NHK朝ドラ俳優・大野拓朗主演の映画『猫忍』が、上海国際映画祭に出品されることが決定した。
大野拓朗は2016年に放送されたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に続き、平成29年度後期NHK連続テレビ小説「わろてんか」への出演が決定している人気急上昇中の若手俳優。2016年1月15日より上演され、全日満員を記録したミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の主演を始め、目まぐるしい活躍を見せている。
今回、大野拓朗の映画初主演作となった痛快癒し忍者活劇『猫忍』が、現地時間の6月17日(土)から26日(月)にかけて開催される第20回上海国際映画祭のパノラマ部門に選出された。
アジア最大級の規模を誇る上海国際映画祭は、昨年は来場者数が延べ35万人を超え、51のスクリーンで445作品を上映。また、今回本作が選出されたパノラマ部門は国際的な映画製作者たちにその作品を発表する機会を設けると共に、観客やメディアに世界の映画トレンドを伝えることを目的としている。今年、パラノマ部門での出品が決定している作品には『3月のライオン』『PとJK』『帝一の國』『昼顔』『二度めの夏、二度と会えない君』があり、大野智主演『忍びの国』はコンペティション部門・ジャッキー・チェン・アクション映画週間に選出された。
今回『猫忍』を選出した理由として、同映画祭のプログラマーWang Xiao氏は「ミステリアスな忍者が多数出てくる「NEKO-NINJYA」は、“粋”や“癒し”という日本独自の文化を私に教えてくれた」とコメントしている。
そして、パノラマ部門への出品決定を受けて、主演の大野は「名誉ある映画祭に招待いただき感無量です。海外の皆様にとって、癒しだったり、心の支えにこの作品がなってくれればいいなと思っております」と喜びのコメントを寄せた。なお、上映は現地時間6月17日(土)13時30分を予定。『猫忍』は、全国の劇場で絶賛上映中となっている。
(C)2017「猫忍」製作委員会
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