5月19日、AbemaTV(アべマTV)のAbemaSPECIALチャンネルにて“沿線恋愛リアリティーショー”『途中下車の恋街』が放送され、下北沢で起きた奇跡にドラマにスタジオが沸いた。
本番組は、恋人募集中の男性が慣れ親しんだ街に初めて降り立った女性と1日デートを楽しみ、最終電車までに恋が生まれるのかを追う“沿線恋愛リアリティーショー”。毎回、異なる街を舞台に、男女が出会う様子から、美しい景色やグルメ、それぞれの街が作り出す独特の世界に酔いしれる様子をのぞき見。そして終電間際、「もう少し僕と一緒にいてくれませんか?」と尋ねる男性に女性が回答するまでのドキドキの初デートを追っていく。そんなちょっぴり大人な恋愛模様を見届けるのは、お笑いコンビ・尼神インターの誠子・渚と、俳優の高野海琉だ。
第1話の今回は、“古着好きエスニック系男子”こと渡辺大貴(27歳、役者/以下、大貴)と、“跳ねちゃう系女子”大和田里香(20歳、大学生/以下、里香)が初デート。お互い「人見知り」と自己紹介した2人は、緊張した表情のままにベトナムコーヒーを味わえる喫茶店「Café viet arco」へ。初デートにしては奇をてらったチョイスに、誠子は「まず行くところが攻めすぎじゃない?」と不安をにじませた。
ここで互いに呼び名を考えることになったが、里香の呼び名が「里香ちゃん」に決まると、誠子は「(呼び捨てにしないなんて)なにしてんねん!」と“ダメ出し”。
その後、大貴と里香は古着店を訪れ、里香が人生初の古着にチャレンジ。しかし里香の試着姿に大貴はうすい反応しか見せず、ここでも誠子と渚は「もっとリアクション取ったれや。なんかアカンくない?」「(テンション)低いなー」と不安をのぞかせた。
日が暮れた頃、大貴は里香を「メキシカンダイニング AVOCADO」に誘う。ここではアボカドをふんだんに使った料理を堪能。しかし、大貴のあまりに独特な箸の持ち方に、誠子と渚はスタジオで仰天。「私、こういうのすっごい気になる!」「すっごい引っかかる」と誠子、渚も「これちょっとヤバいんちゃう?」とピシャリ。さらに誠子は箸の使い方に加え、「定員さんへの気遣いとか、お皿が空いたの片してくれるとか、食べ残しがないか、とか」などテーブルマナーをチェックすると語った。
ここで話題は「好みの異性像」へ。里香は「自分のやりたいことを応援してくれる人がいい」と語り、自分のモデル活動が原因で、前の彼氏とケンカしたことを告白。「相手のことは好きだから、どうしたらいいのかわからなかった」と言う里香に、大貴は「やりたいことをやった方がいいと思うけど」と声をかけ、「優しいんだね。ケンカになっても相手のことを思えるってことは」とフォローした。
しかし、このやりとりを見ていた渚は「盛り上がってないなー」と一言。告白成功の可能性について「正直、どっちもないと思う」「人って自分にないものに憧れる。でも(この2人は)似た者同士だから。友達としてはいいと思うねんけど」と自論を展開した。
終電の時間が迫り、ついにデートは最後の告白タイムへ。「もしこの後もまだ付き合ってくれるのなら……」という大貴に、里香は意外にもOKと返事した。誠子は思わず「ウソやん!」とツッコミ。渚も「全く理解できへん!!」と、カップル成立に衝撃を受けていた。
里香は恥ずかしさで顔を真っ赤にさせながら「前の彼氏はガツガツ引っ張る感じだったけど、大貴くんは、一緒に考えてくれる。夢を応援できる感じがする」と語り、里香のモデル活動に理解を見せたことが決め手になったと明かした。
まさかの展開に、スタジオの高野は「ダメだと思いました」と唖然。誠子も「里香のリアクション見ていたら、ナイと思ったけど」、渚も「楽しんでないのかなと思った」と振り返り、「これだから恋愛はわからへん」と、大逆転の結末を見届けた。『途中下車の恋街』#1はAbemaビデオにて配信中。
『途中下車の恋街』第2話は5月26日(土)深夜24時~24時30分、第3話は6月2日(土)23時30分~24時放送でお届けする。
(C)AbemaTV