映画『たった一度の歌』の東京凱旋舞台挨拶が25日に行われ、俳優の高橋和也（49）、岡田浩暉（52）らが出席した。
同映画は、埼玉県本庄市を舞台に、歌手を志して「まち」を去った高橋演じる立花紀彦と、自作の歌と夢を託した岡田演じる中村肇（はじめ）が30年ぶりに再会したことをきっかけに、「まち」を中心に人の夢と挫折と再生を描いていく物語。高橋は「この映画のことをこれから『いちうた』と呼んで、皆さんに覚えていただけるようにどんどん広めていってください」とコメントした。
地元に凱旋する大物歌手・後藤田大輔とそのモノマネ歌手・立花の2役を演じた高橋は、「どうやって演じたらいいのか分からないんですよ。現場で。監督にずいぶん『これ、どうやって演じたらいいのかな？』って。『そのまま行ってください』って監督が言うんだけれど……」と、初めて挑戦した1人2役への苦労を明かした。
1988年8月24日に「男闘呼組」でレコードデビューした高橋は、芸能生活30周年を迎えた今の気持ちを告白。「みんなと一緒に新しくレコーディングしたりとか、この映画を一緒に作ったりとか。夢中になれるものがあって、気持ちがまだ終わっていないというか。まだまだ燃えているというか」と語り、笑顔を見せた。
また、劇中歌の「永遠の川」は、予約ランキングで上位に入る話題曲。岡田が、ランキングをさらに上げるためのアイディアがあるとして「プロデューサーがCDに特典でポストカードを2枚付けたんですけれど、あんなのじゃなくて。AKB48みたいに握手券を付ければもっと上にいったと思う」と話すと、会場からは拍手が起こった。
（AbemaTV／『AbemaNews』より）
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