東京オリンピック・パラリンピックの開催まで2年を切る中、猛暑への懸念から大会期間中のサマータイム導入が議論されている。日本では戦後、GHQの指示でサマータイムが実施されるも、わずか4年で廃止。1995年以降も何度か議論が浮上したが、自民党内の反対などで実現していない。8月18、19日にANNが行った世論調査では、導入を「支持する」が36%、「支持しない」が53%となっている。また、EUでは実に84%の市民がサマータイム廃止に賛成しており、欧州委員会も健康面への悪影響や交通事故の増加などを理由に、欧州議会や加盟各国に廃止を提案している。