杉咲花が9日、都内で行われた映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月29日公開)のジャパンプレミアに新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督と参加した。
映画の内容にちなんで“人生の大きな決断”を聞かれた杉咲は「私は日々決断している。それは何かというと1日3食しかないゴハンを食べる時間が大事で、その時に何を食べるか真剣に悩んでいる。それが決断」とグルメの顔つき。
この話には続きがあるようで「サラダを食べようとして、折り曲げたらドレッシングが出る使い切りのサラダ用ドレッシングを買いました。でも初めてだったので使い方がわからず、折り曲げたらビシャッとドレッシングを浴びてしまった」と逆使用の凡ミス告白。すかさず北村から「それは決断の話じゃなくて、ヤバイ話になったね」とツッコまれていた。
一方、新田は「ロスで生まれ育って、日本に拠点を移して役者をやると決めたのが一番の決断」と明かし、「悩みませんでした。意外とすんなり。サッと決められた。決断するときはすぐに決める派。ズルズルとはなりません」とイメージ通りの男気を見せた。
北村は「18歳の時に大学に行くか、役者をやるかという選択は決断でした。芸能をやると決めて、すぐにドラマで真剣に出会った。その時の真剣は会話に英語交じりで。真剣が日本に来て2年くらいの時だったと思う」と時の流れにシミジミ。北村との出会いにそんな背景があったことに新田は「知らなかった…」と驚いていた。
ベストセラー作家・冲方丁の同名小説を映画化。安楽死を求めて廃病院の密室に集まった12人の未成年たちが、他殺体を見つけたことから死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼に陥っていく様を描く。
テキスト・写真:石井隼人