SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)が放送され、車椅子生活を送る女性たちが集結した。
(▲中嶋涼子さん)
車椅子ガールズユニット「BEYOND GIRLS」として活動している中嶋さんは、過去に付き合っていた男性から言われた“傷ついた言葉”を告白。付き合い始めた頃は「車椅子なんて関係ない」と言っていた男性と別れ、喧嘩をしたときに、元彼は中嶋さんの活動を「障害を売りにしてんじゃねーよ!」と非難したという。
「応援してほしかったのに、そう思われているんだなって……」とショックを受けた中嶋さん。「そう思っている人にもかっこよく思われたい」と決意を語った。
(▲梅津絵里さん)
障害者と健常者の間にある溝。障害を抱える彼女たちは、健常者に対してどんな思いを抱えているのだろうか。28歳で膠原病が悪化し、脳と脊髄に障害を受け、車椅子生活になった梅津絵里さんは「障害があると恋愛や性行為ができないって判断されてしまうことが多い」と胸の内を明かす。
車椅子生活になる前から交際し、結婚をした夫がいる梅津さん。視聴者に向けて「車椅子生活でも(恋愛や性行為が)できる人もいるって理解してもらいたい。恋愛対象としてはずさないでほしい」とメッセージを送った。
(▲内藤沙月さん)
一方で、骨形成不全症で生まれつき車椅子生活を送っている内藤沙月さんは「男性に『性行為はできるの?どうやってやるの?』と聞かれたことがあるという。内藤さんが抱える骨形成不全症は、骨がもろく弱いことから骨折しやすくなり、骨の変形をきたす先天性の病気だ。
「(性行為は)できるし、したことあるよって答えると驚かれる」と話す内藤さん。「車椅子だからといって、なんでもできないと判断してほしくない」と語った。
中嶋さんも「ただ車椅子に乗っているだけで、健常者と同じように性行為が好きな人も嫌いな人もいる。腫れ物に触るようではなくて、もっと聞いてほしい」と主張。「なんでも聞いて」と話した。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)