皇族の減少が進む中、公務の継続や安定した皇位継承が不安視されている。天皇陛下を支える皇族17方のうち、13方が女性であり、その半分の6方については、皇族以外の男性と結婚すれば皇籍を離脱することになる。また、秋篠宮さま以降に誕生した男子の皇族は秋篠宮ご夫妻のご長男の悠仁さまだけで、将来、悠仁さまと同年代の皇族がいなくなってしまうことも懸念されている。
 そこで検討されてきたのが、女性皇族が結婚後も独立して宮家を営む女性宮家の創設や、女系天皇を認めるという議論だ。