小学生の子どもがお母さんのために作った「自由研究」がTwitterで大きな反響を呼んでいる。
小学5年生の岡水開馳(かいち)くんが作ったのは、「ママを救う 献立スロットマシーン」。「主菜」「副菜A」「副菜B」の3つのスロットに料理名が書かれており、横から通した棒を回すとそれぞれが回転するようになっている。スロットは別々に回るため、同じ献立が続けて出る確率は低い。
パターンは13種×13種×13種の2197通りで、約6年分の献立が決められる計算だ。アイデア出しを含めてマシーン完成までは約3日がかかったそうで、担任の先生からも高評価だったという。
開発の経緯について開馳くんは「『今日の夕飯何がいい?』と僕に聞いてきて、僕はつい『何でもいいよ!』と言ってしまって、『何でもいいが一番困る』ってよく言われるから。怒られないためにもなるし、お母さんのためにもなるかなと思って作りました」とコメント。母親の恵弥さんは「(献立スロットを使って)9月の献立を作ってくれたんです。一度も献立が被っていなかったので、実際にすごく使えるなって思いました」と話している。
恵弥さんがこれをTwitterで紹介したところ、いいねが12万件を超える大きな反響に。「これ、我が家にも欲しい」「優しさと才能に溢れた未来のザッカーバーグ」「天才か?日本一センスを感じる自由研究」といった称賛する声も上がっている。
なお、開馳くんはマシーンにある仕掛けを仕込んだそうで、「嫌いなものはマシーンに入っていません」ということだ。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)