俳優の田中圭林遣都が4日、都内で行われた『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の大ヒット御礼舞台挨拶に瑠東東一郎監督と参加した。

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 クランクアップを迎えた際に触れて田中は「最後の挨拶で僕がみんなに感謝の言葉を伝えたら、遣都が泣いた」と林の感涙姿を紹介。ところが「その後すぐに遣都に『泣いていたよね?』と聞いたら、『全然違うことを考えていて、圭君の話は聞いていませんでした』と言われた」と驚きの真実が暴露された。

 この発言に当の林は「正直ラストシーンはセンチではありませんでした。圭君の挨拶のときは、最後の挨拶なので当たり障りのないことを言っているな~と思った」と淡々。ちなみに涙の正体は、一人で勝手にドラマ版からの『おっさんずラブ』の思い出に浸っていただけだという。自由過ぎる林の思考に田中は「聞かせてやりたい!遣都の最後の当たり障りのない挨拶を!」と客席に訴えていた。

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 またクランクアップ時の撮影の雰囲気について田中は「瑠東ちゃんが本番前からウルウルしちゃって、それが遣都に伝染して俺にもきちゃって大変だった」としんみりした様子を回想。しかし林は「僕は『ここを朝一から撮影かよ…』と思っていた」とクールな反応で、田中から「遣都もだいぶセンチだったよ!?」と指摘されるも、「そうでしたっけ?」と不思議そうな顔だった。

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 そんな林に対して田中は「『おっさんずラブ』がピュアなラブストーリーになったのも絶対的に牧という男を遣都が生きてくれたから」と感謝を口にするも「一つだけ言うとするならば、たまにズレているから気をつけろ。ホントに凄くズレているから気をつけろよ!」とユーモア交じりにアドバイスした。

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テキスト・写真:石井隼人

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劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~
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