「"韓国側に立ちすぎだ"とか言われるけれど…」橋下氏が考える、”あるべき日韓関係”
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 12日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した橋下徹氏が、悪化の一途を辿る日韓関係に言及した。

 橋下氏は「日本は韓国を併合した側だし、韓国は日本に併合された側。日本が韓国を統治するための役所である朝鮮総督府の庁舎をどこに建てたか、知っていますか?それは景福宮という、李氏朝鮮の王宮の敷地だった。それは韓国の人たちは怒るよね。日本で言えば皇居だ。もし敗戦後、GHQが皇居で同じことをしたら、日本人はどう思ったかね?当然、怒っただろうし、今でも"アメリカ、こんちくしょう!"という気持ちが残ったと思う。ほとんどの日本人は知らないと思うけれど、韓国ではこういうことを教わっているから、感情的になるのはしょうがない。でも、こういうことを言うと、すぐ"韓国側に立ちすぎだ"とか言われる。もう、この話をしている時点で、"橋下は売国奴!"と言われていると思う。一方で、僕は日韓併合は合法的なものだったと思っているし、お金を出して韓国のインフラを整備し、近代化させたことは事実。日本が1965年の日韓請求権協定で渡した5億ドルによって韓国が経済発展したことも間違いない。だけど、今までの日本の教育では日韓併合は悪いことだったから、韓国を近代化させたなんて言ったら大問題。政治家ならクビ飛ぶ」と指摘。

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 その上で「僕の子どもは韓国のアイドルが大好きで、テレビでずっとMV観ている。そういう姿を見ていると、次の世代にギスギスした関係を引き継ぐ必要はないと思う。ただ、歴史認識の問題というのは絶対に一致しない。お互いに"言っていることはわかる。だけど、俺たちの考えはこうなんだ。でも、未来の世代には責任を押し付けないで行こうよ、侮辱はやめよう、損をするようなことはしないようにしよう"と言い合える関係になればいいと思う。それが今は罵り合いになっちゃってるから。でも、今の日本の政治家はこういう話をすることすらできないと思う。世論は"韓国に対しては強気に行け!"となっているから。それでも両面があったということも含め、我々は我々の立場を主張していくしかない。それこそ小泉進次郎さんにも言ってもらいたい。進次郎さんが言えば、ある程度は収まると思うし、そういう力を持っている」と話した。(AbemaTV/『NewsBAR橋下』より)

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