将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が10月11日に行われ、高崎一生六段(32)が藤森哲也五段(32)に136手で勝利し、二次予選進出を決めた。
過去、高崎六段が2戦2勝していた両者の対局は、先手の藤森五段が居飛車、後手の高崎五段が三間飛車という対抗形からスタート。中盤からリードを奪った高崎五段は、終盤に必死の反撃にあい苦しんだものの、最後はわずかな差を守りきり、熱戦をものにした。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。