11月29日(金)公開の映画『MANRIKI』(共同配給:HIGH BROW CINEMA / 東映ビデオ)から、新場面写真と著名人からのコメントが到着した。

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 俳優のみならず、映画プロデューサーや監督などクリエイターとしても注目を集める斎藤工(齊藤工名義で企画・プロデュース)と、その独特の世界観で個性を放つ芸人・永野、さらにミュージシャン、俳優、音楽プロデューサーなど幅広く活躍する金子ノブアキ、映像クリエイター清水康彦が集い動き出したプロジェクト“チーム万力”の長編映画『MANRIKI』。本作は永野の原案・原作に、斎藤工、監督・清水のクリエイティブエッセンスが詰め込まれ、さらに金子が担当した劇中音楽も加わり、独創的な映像で、常識的観念にとらわれず自由なクリエイティブを実現した意欲作となっている。

 今回解禁となったのは、怪しげな雰囲気漂う新場面写真3点。1枚目では、小池樹里が演じた小顔になりたい女性が少し怯えた表情で何かを見ている。一方で隣に立つ芸人・永野が演じた助手はニコニコとした表情という相反する2人の目の前には、一体何が見えているのか…。物語の“始まり”を予感させる。2枚目は斎藤工演じる美しき整顔師が、恍惚の表情で万力を占めているシーン。3枚目では、斎藤工が血まみれの道路に横たわっているのが分かります。果たして彼の身に何が起こったのか。そして物語はどこへ向かうのか…。不穏な雰囲気漂う3点のスチールは、<美>をテーマに人間の闇と光の部分を描いた物語への期待を加速させるものとなっている。

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 さらに、数多くの映画監督から絶賛のコメントが到着!日本のホラー界を代表する清水崇監督は、「誰もが鑑賞しやすく行儀良くまとまった映画ばかりの日本で、こういうチャレンジングな映画を成立させたことが本当に素晴らしい」とべた褒め。さらに山田孝之主演で話題となっている『全裸監督』のモデルとなった“アダルトビデオの帝王”と名高い村西とおる監督からは、「『MANRIKI』というタイトルを聞いて、そうか、締めます締めます 山手線の映画か、と思ったら、非常に哲学的で深い映画でございました」とコメントが到着した。また、歌手のCharaや三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / EXILEの岩田剛典からも絶賛のコメントが到着。

 また、プチョン国際ファンタスティック映画祭でEFFFF Asian Award受賞に続き、アメリカで行われる第1回ミッドナイトウエスト映画祭の「After Dark」部門に入選!さらにパリ国際ファンタスティック国際映画祭コンペティション部門にも入選、そして日本に先駆けてルンド国際ファンタスティック映画祭で上映さるなど、すでに海外で認められ、映画に携わる関係者達をも唸らせる映画「MANRIKI」は、11月29日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開。

Chara(歌手) コメント

音楽カッケーと思ったらあっくんで。工って変態。と思ったら脚本が永野さんだった!でも、面白いの。でも、ちょっと怖いの。

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岩田剛典(パフォーマー/俳優) コメント

終始スタイリッシュかつ不気味な世界観。人間の欲望を浮き彫りにしているのに、何故か笑える。狂気とユーモアに満ちた斬新な映像美と音楽。チームMANRIKI、すごい!

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西内まりや (モデル/アーティスト)  コメント

衝撃、衝撃、衝撃の連続。残忍なのに何故か心にスッと届く何かがあって言葉に表現できないほどの美しさや悲しみの感情になりました。現代社会を生きる私には考えさせられる作品でした。時間が経っても頭の片隅でずっと考えてしまっていてまたあの世界に行きたくなる。そんな中毒性のある世界です。斎藤さん永野さん金子さん、とにかくこの制作チームの稀有な才能には脱帽です。日本だけではなく世界中の人々に観て欲しい作品です。

清水崇(映画監督) コメント

誰もが鑑賞しやすく行儀良くまとまった映画ばかりの日本で、こういうチャレンジングな映画を成立させたことが本当に素晴らしい。ほくそ笑みながら観た。この映画を観たお客さん達の反応を観て、また笑いたい!

村西とおる(AV監督) コメント

「MANRIKI」というタイトルに、足の付け根の締めます締めます山手線、の映画かと思いきや、非常に哲学的で深い映画でございました。 斎藤工さま、ナイスな色男です。そして、ファンタスティックな永野さまの舌使いにシビレました。

榊英雄(俳優・映画監督)コメント

芸人そして、素敵な俳優 永野の世界に監禁された!チーム万力、いいなあ、現場楽しかっただろうなあ。「俺たちはこういう映画が作りたいんだ!」という情熱と志がヒシヒシと伝わってきた。愛すべきクレイジーチームが作った素晴らしい映画だ。

濱谷晃一(テレビ東京 プロデューサー) コメント

毒と笑いに溢れる、超攻めた映画です! しかも、 "攻めてる"という言葉では片付けられない、底知れない"何か"を感じました。 観てはいけないものを観ている、そんな背徳感に満ち満ちてました。 さすがに、テレ東でもOAしたら怒られそう…。

東 紗友美 (映画ソムリエ) コメント

この映画に、顔ではなく"ココロ"を矯正させられた。グイグイと。骨太な才能集団に、思考停止させられました。SNSの奴隷が散漫し"美"が至上価値となってしまった現代。女たちは顔を簡単にいじるようになった。切ったり貼ったりしなきゃなんでも良いのか。参りました。気付きました。わすれてました。顔が変わっても、心が変われないこと。現代社会の闇辞典に、この映画丸ごとのせちゃいたい。

飯塚貴士(人形映画監督) コメント

予測不能のトリップ映画体験!!! 人間とは? 社会とは? 世界をどう感じ、どう捉えているのかを問いかけられた気がしました。

飯塚俊光(映画監督) コメント

どこか懐かしくもあり、新鮮でもある。大人の事情が介在しがちな昨今、何にも媚びずに映画を作った姿勢が何より痛快だった。

菅野祐悟(作曲家) コメント

斎藤工さんは、おそろしい役者だ。 「昼顔」で演じていた北野先生のような、あの儚さと切なさを共存させた男の姿はもはや見る影もない。狂ってる。。  そして金子ノブアキさんの音楽もやばい。ドラムをエディットしたサウンドは、メロディーが一切ないにもかかわらず強烈に脳味噌に刻まれる。音楽で一気にデヴィッド・リンチの世界に引きずり込まれるような錯覚に陥った。この映画は劇薬だ。それなりの心づもりでご覧いただきたい。 僕は未だに、トラウマレベルで頭の中をグルグルしている。

夏目花実(アーティスト) コメント

とっても奇妙。とっても不気味!だけど、とってもリアル。 奇妙で変態な世界を覗かせてもらっていると思いきや、実は隅々まで私の生きている日本の世界でした。本当の親切だったり、本当の友情だったり…もしスマホにカメラが 無かったら、SNSが無かったら、その親切、その友情は本当に存在していますか。 本当ってなんだろう?映画の不気味さが日常そっくりで、結構食らっちゃいました。いい意味です。ラストは物凄い角度から優しさに包まれてしまいました。自信ないけど、私このままでいいのかもしれない。

阪元裕吾(映画監督)  コメント

なんだ!この映画は!!面白い!!!こんな日本映画は観たことがない!!!!不謹慎なギャグに笑い、斬新なストーリーテリングに驚いた。主人公は正真正銘のサイコだけど、思わず「頑張れ!」と応援したくなった。サイコが頑張る映画は面白い!

松江哲明(ドキュメンタリー監督) コメント

嗅いだことのない匂いを嗅いでるような上映時間でした。映画が作り物であることを自覚し、それを面白がっている作り手たちに勇気付けられたような気持ちです。ありがとう!さらに齊藤工の漏れすぎてる“闇”におめでとう!

ストーリー

⽇本。秩序と混沌の国。美と醜の国。過度な経済成⻑で得た豊かさの代償として、国⺠は様々なコンプレックスを抱えている。 醜きを覆い隠し、美しきことのように振る舞う。奥ゆかしさとも⾔えるその性は、この国の様式美そのものなのだ。 整形しているモデルの⽅が仕事が多い。駆け出しのファッションモデルが仕事欲しさに⼩顔矯正を決意。美容クリニックを営む美しき整顔師に⼩顔矯正施術を依頼し、モデルは変⾝を遂げる。整顔師の猟奇的哲学と万⼒によって・・・。 ざる蕎⻨を⾷べたのち、整顔師はクリニックを去り、新たな野望の地へ向かう。場末の街で美⼈局をするフーテンと年増。彼らと整顔師が突如遭遇することにより、物語は加速してゆく。

(c)2019 MANRIKI Film Partners

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