国民民主党の森ゆうこ参議院議員による「質問通告」に端を発する騒動が注目を集めている。国会で使われる答弁の作成のため、国会議員からの質問案を待つ「国会待機」に拘束され、長時間労働が常態化してきた霞が関の官僚たち。「働き方改革」が叫ばれる中、「質問通告」、「国会待機」そしてこのままで良いのだろうか。ジャーナリストの堀潤氏は、国会における議論のあり方こそ問われるべきだと指摘する。
 官僚の皆さんは、これからの日本にどういった点を取り入れていけばいいのかといったことも含めて、色々なことを良く知っています。さらに見聞を広めてもらうなど、その時間やエネルギーをもっと別のことに使って欲しいですよね。今の状況は非常にもったいない感じがします。