大ヒット映画『猟奇的な彼女』が時代を変えてドラマに！チュウォン主演のリメイク作をAbemaTVで放送

　2001年に公開され、韓国だけでなくアジア各国で大ヒットしたラブコメディの名作『猟奇的な彼女』。破天荒なヒロインをのびのびと演じたチョン・ジヒョンをトップスターの座に押し上げたこの映画の舞台を朝鮮時代に移し、王にも一目置かれる秀才と美しき王女とのラブストーリーとしてリメイクしたのが、ドラマ『猟奇的な彼女』だ。

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　重臣キョン・ピルヒョンの息子で、幼い頃から頭脳の明晰さで知られていたキョン・ウ（チュウォン）。3年間にわたった清での留学を終え朝鮮に帰国した彼は祝いの宴の帰り道に泥酔したある女性（オ・ヨンソ）と出会う。あまりの醜態を見捨てられず、近くの旅館で介抱をしようとしたキョン・ウだったが、意識を取り戻した彼女は、彼が自分を襲おうとしていたと勘違いしてしまう。その後、元子（王の長男）の学問の師匠に選ばれ、宮中に上がることになったキョン・ウ。元子の姉にあたる王女ヘミョンを紹介され顔を見た彼は、そこにいたのがあの“彼女”だと気づいて驚く。

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泥酔した女性と主人公が最悪の出会いを果たす幕開けが、オリジナル映画と重なるドラマ『猟奇的な彼女』。傍若無人と言えるほど気が強く、常に命令口調の“猟奇的な”ヒロインのキャラクターもそっくりだ。ただし、最後まで名前が登場せず“彼女”と呼ばれ続けていた映画版のヒロインとは違い、ヘミョンという名前を持ち、宮中では王女としてまったく違う一面を見せるなど、ドラマ版ならではの魅力もたっぷりだ。また、気が弱く、かなりヘナチョコな大学生だった主人公キョヌは、容姿端麗で優秀なキョン・ウ（韓国語では苗字と名前を続けて“キョヌ”と発音する）へと変化している。2人の恋愛が中心だったストーリーも、宮廷内の勢力争いなどを織り込んでスケールアップされていて、最後まで目が離せない。

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　主人公のキョン・ウを演じているのは、『グッド・ドクター』のチュウォン。今年2月に除隊したばかりの彼が、入隊前最後に出演した作品で、初めての時代劇に挑戦している。留学先の清で多くの女性たちの心をつかんできた美しく聡明な彼が、伝統衣装に身を包む、酒に酔った王女ヘミョンに振り回される姿をコミカルに見せている。

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　そんな彼と愛を育んでいく王女ヘミョンに扮しているのは『私はチャン・ボリ！』のオ・ヨンソ。これまでも元気ハツラツとしたイメージの強い彼女だが、チュウォンと同い年ということもあって、現場では、いたずらなどもしながら仲よく撮影を行ったという。彼女を見守る従事官役でCNBLUEのイ・ジョンシンも出演。『シンデレラと4人の騎士〈ナイト〉』など、ドラマでも活躍している彼が、抜群の剣の腕を誇り、キョン・ウにライバル心を持つ男を凛々しく演じている。