麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」を争う雀王決定戦4日目(最終日)が11月9日に行われ、堀慎吾が1日目から首位を守り続け、初の雀王に輝いた。
3日目までに2位に大きく差をつけていた堀だったが、この日2トップで、役満・四暗刻もアガった矢島亨の猛追を受けると、最終の20回戦では逆転が現実的なポイント差まで詰め寄られた。それでも最終戦で3連続アガリを決めるなど主導権を握ると、そのまま押し切って有終のトップ。悲願の雀王にたどり着いた。「初日が非常についていて、その後は苦しいながらも楽しいが勝っている対局だったのですが、19回戦に四暗刻をツモられた時は圧倒的に苦しいが勝っていました。金さんから奪い取った雀王の名を汚さないよう一生懸命打って結果を残していきます」と、喜びを噛み締めていた。