9日に挙行された「国民祭典」。天皇陛下が感謝のお気持ちを盛り込んだお言葉を述べられた後で起きた出来事が物議を醸している。
 式典の最終盤、「奉祝議連」の伊吹文明会長の発声のもと行われた万歳三唱ののち、再び会場に万歳の声が響き渡ったのだ。伊吹氏ら登壇者も困惑したような素振りを見せる中、その声は両陛下が二重橋を離れ、皇居内にお戻りになるまで続いた。今回の式典を主催した「天皇陛下御即位奉祝委員会」は、日本経済団体連合会 日本商工会議所、日本会議を中心に、様々な団体により構成されている。鳴り響いた「万歳」の声は“影アナ”によるもので、前日に決定されたものだったという。