将棋の棋王戦挑戦者決定トーナメントの勝者組準決勝が11月26日に行われ、広瀬章人竜王(32)と佐々木大地五段(24)が午前10時から対局中だ。両者の対局は今回が4度目で、過去の3局では佐々木五段が2勝1敗と勝ち越している。
 広瀬竜王は2005年4月に四段昇段。現在保持している竜王を含め、タイトル2期の実績があり、棋戦優勝は新人王戦の1回。順位戦でもA級と、棋界トップクラスで活躍する棋士の一人だ。
 佐々木五段は2016年4月に四段昇段。昨年度は自身初の最多勝利賞に輝いた。竜王戦6組、順位戦C級2組で、今年度の成績では7割近い高勝率を誇っている。