将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が11月29日に行われ、中村修九段(57)が渡辺大夢五段(31)に123手で勝利した。中村九段は午後7時から深浦康市九段(47)と本戦出場をかけて、もう一局行う。
 過去の両者の対戦では、渡辺五段が2勝1敗とリードしていたが、本局は中盤まで全くの互角。中盤から徐々に中村九段がリードを奪ったものの、反撃を受けて形勢が大きく揺れる展開に。それでも貯金をいかした中村九段が押し切った。