13日、経済の動向を図る日銀短観(「全国企業短期経済観測調査」)が発表された。これは日銀が全国1万社の企業を対象に行う4半期ごとの統計調査で、大企業・製造業が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いた数値を意味する指標DI(業況判断指数)は前回(9月)の調査に比べ5ポイント悪化の「0」となった。この指数の下落は4四半期連続、つまり1年を通じて下がっていったことになり、6年9カ月ぶりの低い水準だ。