将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月19日に行われ、屋敷伸之九段(47)が、羽生善治九段(49)に107手で勝利した。屋敷九段は本戦出場が決定。一方、羽生九段は同棋戦13回目にして、初めて本戦出場を逃した。
 対局は居飛車の屋敷九段に対して、羽生九段は四間飛車を採用。屋敷九段はがっちり穴熊で固めた後に休まず攻め続け、羽生玉をうまく寄せ切った。
 屋敷九段は本戦1回戦で、千田翔太七段(25)と対戦する。