叡王戦本戦2回戦が12月20日に行われ、佐々木大地五段(24)が久保利明九段(44)に106手で勝利、ベスト8入りを果たした。
 昨年度の最多勝利賞も獲得、棋王戦の挑戦者決定戦にも進んでいる成長株・佐々木五段は、タイトル歴も豊富な久保九段と初手合い。久保九段の中飛車に対して、柔軟に対応。相手の攻めを受け止めたところで、一気に久保玉を寄せ切る鮮やかな勝利を決めた。
 佐々木五段は次局、菅井竜也七段(27)と対戦する。