将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月26日に行われ、阿久津主税八段(37)が村中秀史七段(38)に121手で勝利した。
 対局は村中七段の先手番で始まったが、59手目で千日手が成立。先後を入れ替えての指し直し局は角換わりから進行すると、お互い持ち時間がない中で接戦を展開。先に攻め込まれた阿久津八段だったが、攻守が入れ替わったところで鋭く切り込み、勝利した。
 阿久津八段は午後7時から、木村一基王位(46)と千葉幸生七段(40)の勝者と、本戦出場をかけて対戦する。