お笑い芸人の東野幸治(52)が28日都内で、著書『この素晴らしき世界』の刊行記念イベントを開催した。この本は、東野が週刊新潮で連載しているコラムをまとめたエッセー集で、吉本芸人のどこか憎めない破天荒なエピソードが収められている。
 書籍化が決まり様々な芸人にエピソードを聞いた東野は「今の世代はみんな本当に優しいというか、人の邪魔してまで前に出ようという人がいないでしょ。ほんこんさんなんか一時期、若手が喋ろうとするとテーブルの下で膝つかんできましたよ。今は本当に仲良いというか、お酒も飲まないし、喧嘩もしない」と話し、続けて「浅草花月の出番で、師匠が大阪から出てくるんですけど、東京の若手はずっとゲームしていて。それで怒って一時期ゲーム禁止になったんですよ」と、若手芸人との間に感じたジェネレーションギャップを明かした。