“R-1王者”マヂカルラブリー野田、勝因は「ネットの支持を得た」「無観客の方がやりやすい」
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 ピン芸人の日本一を決める『R-1ぐらんぷり』の決勝戦が8日行われ、エントリー数2532人の中からお笑いコンビ・マヂカルラブリー野田クリスタル(33)が頂点に輝いた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、史上初めて無観客で行われた本大会だったが「無観客の方がやりやすいのかなと思いました。今回はスタッフさんがいたんですけど、完全なる無観客の中でやるネタ番組があって、それでメンタル鍛えられました。『あらびき団』って言うんですけど。あれに比べればマシです」と語り、「お客さんを意識しなくていいと思ったので、審査員の方々を笑わせるつもりで1週間頑張ってきました。たまたま今回の件でライブや舞台が全部無くなったんです。だからどうやっても無観客の状態じゃなきゃ練習できなかったのでそれが良かったと思います」と振り返った。

 ネタの為にゲームを自作し、“課金制度”などでシュールな笑いを披露した野田は、勝因について「リアルに言うと、ネット投票が結構強めに入ったからかな。ネタの内容がゲームだったので、ネットの支持を得たんじゃないか」と真面目に分析。自作ゲームは「1ヶ月くらいで出来たと思うんですけど、そこからまたR-1で出すための手直しに1ヶ月くらいかかりました」と話した。

 また、審査について「怒られなくて良かったな、というだけです。怖かったのは正直、桂文枝師匠。でも、最初僕に1票入れていたんです。まさかゲームネタに1票入れてくれると思わなくて。その時からこれあるかもって思いました」とコメント。審査内容に納得しているのかと問われると「優勝したので納得してます」と話し、会場は笑いに包まれた。

 R-1ぐらんぷり、M-1グランプリ、キングオブコントの三大お笑い賞レースでの三冠を目指す野田は「トリプルチャンピオンにリーチかかってるのが粗品霜降り明星)なんですね。今、粗品がキングオブコントのチャンピオンになって、トリプル取られると僕の影が薄まってくるので...殺します」とブラックジョークを交えながら語った。

(AbemaTV/『AbemaNews』より)

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“R-1王者”マヂカルラブリー野田、勝因は「ネットの支持を得た」
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M-1で審査員を怒らせた炎上ネタ披露
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