小説やマンガの実写化映画が数多く制作される現代の中、完全オリジナル脚本による物語、『弥生、三月 -君を愛した30年-』が3月20日(金)に全国公開を迎える。注目すべきは“ふたりの男女の30年間を3月だけで紡ぐ”という誰も観たことのないラブストーリー。 

 主演として、主人公の女性・結城弥生(ゆうきやよい)を演じるのは、これまでも数多くの映画・ドラマの話題作で様々なキャラクターを演じ、驚きと感動を届けてきた国民的女優・波瑠。もう一人弥生の運命の人・山田太郎(やまだたろう)、通称サンタを演じるのは今一番スケジュールが取れない大注目俳優・成田凌。そして、本作のメガホンをとったのは、「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」、「ハケン占い師アタル」など、多くのヒットドラマを生み出してきた稀代の天才脚本家・遊川和彦だ。

 これまで生み出されてきた数々の感動のラブストーリーは、国・時代を問わず多くの観客を魅了し続けてきた。作品、年代ごとに、様々な趣向が凝らされ、今でも愛され続けている泣けるラブストーリーの名作と本作の共通点をその魅力と共に紹介していく。

1.『きみに読む物語』(2004)

 ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化し、今でも全世界で愛され続ける本作。17歳で恋に落ちた良家の子女・アリーと地元の貧しい青年。身分違いの恋、届かなかった365通の手紙。様々な障害に傷つき、もがきながら一生をかけて一人の人を全身全霊で愛し続けた激動のラブストーリーは、世界中の人を感動の渦に包みこんだ。

2.『いま、会いにゆきます』(2004)

 「雨の季節になったらまた戻ってくるから」と言葉を残し、病死してしまった妻・澪が約束通り1年後に帰ってきた。記憶を失くしているものの、夫との思い出を辿りながら、次第に夫婦の、そして母子の絆を取り戻していく6週間。しかし、梅雨の終わりと共に彼女は日記を残したまま、また姿を消してしまう。日記に残された妻が伝えたかった秘密とは。ドラマや海外でもリメイクされ、多くの人に感動を届けてきた日本を代表するラブファンタジーだ。

3.『(500)日のサマー』(2010)

 運命を信じる男性・トムと信じない女性・サマーの500日の出来事を切り取った本作。会社の新人のサマーに一目惚れをしたトムの視点から、恋愛観の違いに翻弄されていく20代の男性のリアルな姿が描かれる。運命を信じ続けるトムの気持ちに泣ける!と共感者が続出し、今でも愛され続ける切なくほろ苦い、ラブコメディだ。

4.『君の膵臓をたべたい』(2017)

 第41回日本アカデミー賞、優秀作品賞を受賞し、大ヒットを記録した本作。偶然、膵臓の病気で余命わずかの桜良が綴る「共病文庫」(=闘病日記)を見つけたことから、桜良との関係を築いていく僕との物語。そんな彼女から12年後にメッセージが届く。あまりにも儚い2人の過去と現在。誰にでも起こりうる日常の生と死を描き、日本中を感動に包みこんだ。

5.『弥生、三月 -君を愛した30年-』(2020)

 高校の同級生として出会った弥生(波瑠)と太郎(成田凌)はお互いに惹かれあいながらも、太郎に片思いをしていた弥生の親友・サクラ(杉咲花)が病気で亡くなってしまったこともあり、卒業後、別々の人生を歩んでいく。しかし、人生は順風満帆には行かなかった。様々な辛い人生を歩みながらも、お互いを気にかけつつ、歳を重ねていく。そんなある日、亡き親友・サクラからあるメッセージが届く。時を越えた想い、すれ違い続けた2人の30年を3月だけで切り取った激動のラブストーリー。

(c)2020「弥生、三月」製作委員会

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