今、将棋界で新たなつながりが生まれている。それがTwitterのハッシュタグ「#棋譜つなぎ」だ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、各業界が苦しい状況に追い込まれる中、少しでも楽しい話題を増やそうと「○○つなぎ」という試みが多数、走っている。歌手であれば「うたつなぎ」、タレントであれば「自撮りつなぎ」。そして将棋界では「棋譜つなぎ」だ。

▶映像:トップ棋士が一同に介した将棋界初のドラフト会議

 現在、多くのプロの棋士もつながっている「棋譜つなぎ」は、初手を日本将棋連盟の理事・西尾明七段が「▲7六歩」からスタートしたもの。3月29日にTwitterで投稿されたが、これが次々としっかりつながり、その後は交友関係、師弟など、さまざまなつながり方を見せ、また指し手だけでなく添えられるひとことを、ファンが喜んでいる。4月16日午後3時21分の時点では、バトンを受け取った谷川浩司九段が「先手やや息切れ気味ですが、激戦ですね」と評価した上で、▲5二成桂とし、菅井竜也八段につないだところまで進んでいる。

 すでに2週間以上が経過している超ロング対局となった「#棋譜つなぎ」。果たして勝者は先手か後手か。今後、どんな人が参加するのか注目だ。

▶映像:佐藤康・森内・谷川の「チーム康光」が誕生したAbemaTVトーナメントのドラフト会議

ドラフト会議1巡目
ドラフト会議1巡目

▶映像:第3回AbemaTVトーナメント 豊島・佐々木勇・斎藤明 対 三浦・本田・高野 4/18(土)19:00~

豊島チーム背水の陣!予選Aリーグ 第二試合 チーム豊島 VS チーム三浦
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世代や男女関係なく広がる「#棋譜つなぎ」プロ・アマ問わずつながる将棋の和