8日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、事故物件芸人・松原タニシが怪談話を披露して、小沢一敬を恐怖に陥れる場面があった。

事故物件芸人・松原タニシが語る、沖縄の「オバケマンション」での怪奇現象
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 この日は「日本縦断 リモート怪談SP」と題して、各地方を代表する怪談師がリモート出演。2週に渡って行われる企画の後半となるこの日は「日本の西編」として、悠遠かなた氏(四国・九州代表)、濱幸成氏(四国・九州代表)、上里洋志氏(沖縄代表)、中山市朗氏(関西代表)が登場。事故物件芸人の松原タニシも見届け人として出演した。

 「オープニングセレモニー怪談」を披露した松原は、今年の年明けに10件目となる事故物件を沖縄に借りたことを告白。昨年末に怪談イベントで沖縄を訪れた際に「いい事故物件はないか」と尋ねて回ったところ、何人もの人たちに「すごいオバケマンションがある」と勧められたという。

 話によると「幽霊が出る」「10階建てなのに、4階から上の電気が付いていない」「殺人事件が起きた」「工事中にユンボ(油圧ショベル)が転倒して人が死んだ」「1階に半透明の女が徘徊している」といった、さまざまな噂がささやかれているとのこと。ところが実際に住んでいるマンションの住人からはそういった話は出てこなかったため、松原は不思議に思ったそう。

 不動産屋と交渉をしたところ、今年1月に「オバケマンション」の内見ができたそう。外観は不気味な印象を受けたという松原だったが、案内された3LDKの部屋は見事なリフォームが施されており非常にきれいで、ホテルのVIPルームのような印象を受けるほどだったという。

 「ここに住む人はみんな『もう引っ越したくない』って言うんですよ。ただここは昔『オバケマンション』て言われていたらしいんです。でも、ここに住んでいる人は誰も『幽霊を見た』という人はいません」と、不動産屋に強く勧められた松原は、借りることを即決して入居を決めたそう。

 1泊目に松原はカメラを持ち込んで撮影をすることに。布団を敷いて寝ている自身の様子をカメラで撮り続けたが、特に何事も起きなかったという。「これだけ噂があるのに、なぜ何も起きないんだろう?」思いながら、松原は録画した映像をチェックすると、深夜2時過ぎの映像に異変が残されていたという。

 映像には寝ている松原をよそに、「ドン!」という音が隣の壁から響きわたった様子が映されていた。松原は「その瞬間に、僕の頭がこうなったんです」と、頭を激しく左右に振るアクションを交えつつ説明した。そんな異常な状態は1分ほど続いたが、松原はまた穏やかな眠りに入っていたという。

 新型コロナウイルスの影響で、その1泊目以降は「オバケマンション」に泊まることができていないそうで、松原は「落ち着いたら『オバケマンション』に行って、検証を続けていきたいと思います」と、話を締めくくった。

 話を聞いた小沢一敬は、話の内容よりもリモート映像越しに頭を揺すっていた松原のリアクションが怖かったとコメント。松原が再度頭を振ってみせると、小沢は「その画が怖いんだって」とビビり、井戸田潤は一言「リモート向き」と言い放ってスタジオの笑いを誘っていた。

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