18日、東京地検特捜部は自民党を離党した河井克行前法務大臣と妻の案里参議院議員を、去年7月の参議院選挙をめぐり票の取りまとめを依頼する趣旨で地元議員らに現金を配った公職選挙法違反の疑いで逮捕した。県議ら94人に現金約2500万円を配布した疑いが持たれており、党から政治資金1億5000万円についても調べが進むものとみられている。