1歳と0歳の双子の3児を育てる吉木誉絵氏が「8つの少子化対策」を提言
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 一人の女性が生涯に出産すると見込まれる子どもの数を示す「合計特殊出生率」(2019年)が、前年よもり0.06ポイントのマイナスとなる1.36と4年連続で低下。人口の維持に必要とされる2.07からさらに遠ざかっている。

・【映像】作家の吉木誉絵さんを迎えてコロナ禍の中での子育ての難しさを考える

 4日のABEMANewsBAR橋下』に出演した、1歳と0歳の双子の3児の母でもある作家の吉木誉絵氏は、少子化を止めるための「幸せな多産育児推進法」を提言している。

 その内容は「1:ベビーシッター無料、2:(タクシーを含めた)移動費無料、3:(3人目から)住宅手当の補助、4:医療介護費免除、5:妊婦健診全額無料、6:出産費全額無料、7:交通機関の子連れ優先、8:避妊ピルの無料化」というものだ。

 「これくらいしないと産まないと思う。私の夢は大家族なので、もっと赤ちゃんがほしいが、お金のことなどを考え出すと、とても…となってしまう。やはり家族が幸せに育児ができることが必要だが、経済的な面も含め、核家族では限界がある。特に日本では主に育児を担うお母さんたちの心の余裕が大事。生まれた直後は睡眠時間が取れないという問題もある。だからベビーシッターのサービスも小学校に上がるまで無料。これは虐待の早期発見とか虐待の防止の意味でも考えるべきだと思う」。

 これに対し、橋下氏は「子どもを一人育てるのに3000万円以上がかかるといわれているので、そこを“全部行政が面倒見ます”となれば産みやすくなるのかなということで、僕が大阪で子育て支援策を考えたときに柱にしたのが教育費。生まれてから大学を卒業するまで、全て面倒を見ると。大阪市の子育て支援策には、18歳まで医療費の免除、妊産婦の無料検診があるし、大阪府の吉村知事も保育所、府立・市立大学の無償化をやると言っている。また、子どもを預ける施設についても、ベビーシッター無料の手前に、働いていないお母さんでも子どもを預けることがでできるようにすると。減税もやっていかないといけないが、兆円単位でお金を投じる覚悟が必要だ」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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作家の吉木誉絵さんを迎えてコロナ禍の中での子育ての難しさを考える
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