14日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、東京都知事選をザワつかせた候補者たちが真面目な政治家としての一面を見せた。
この日は「衝撃の都知事選候補SP」と題して、東京都知事選に立候補した後藤輝樹氏と「スーパークレイジー君」こと西本誠氏、選挙に詳しいフリーライター・畠山理仁氏をゲストに招きトークを展開。
2人はクセの強い選挙ポスターを筆頭に、後藤氏はオムツ一丁での政権放送、西本氏は街頭演説でダンスを披露するなど“イロモノ”として見られがちだが、この日は政治家としてどのような考えを持っているのか、政策について論じ合った。
後藤氏が最初に掲げたのが、選挙に立候補をする際に必要となる供託金を2000円にするというもの(現状、都知事選の場合は300万円)。政治にエントリーしやすくすることで「政治の活性化」が図れると説明し、他にも「東京をIT年にしたい」「満員電車解消」といった政策を打ち出した。
西本氏はまず「汚職議員撲滅」が必要だと提示して、お金の力で結果が左右されるような選挙に対して問題提起。それ以外には「孤児院乳児院の強化」「不良更生施設増加」といった、守ってくれる人がいなかったり、アウトサイダーになってしまった人たちをフォローする体制を拡充すべきだと訴えた。
両者の政策は視聴者投票によって支持するか否かの意見を募ったが、小沢一敬がすべての政策が半数以上の賛同を得たことを指摘すると、後藤氏と西本氏は視聴者に対して感謝。
しかし小沢は「『どうしても満員電車がいい』という人が18パーいましたけど……」と、満場一致で賛成かと思われた「満員電車解消」を支持しない視聴者が18.1パーセントおり、スタジオがザワついたことを蒸し返して笑いを誘っていた。