ショート動画ユーザーが50%の大台超え
今回の調査で、ショート動画ユーザーは51.9%と過半数を超え、いよいよ「マスメディア」といえるレベルになった。
プラットフォーム別、良く視聴されるコンテンツマップ
プラットフォームごとに、ユーザーが普段良く視聴するコンテンツのジャンルを四象限に別けてマッピングを行うと、「TikTok」は、音楽・ダンス・アイドルなどのコンテンツがよく視聴されており、「YouTubeショート」は、ゲームやアニメ・漫画などのコンテンツと相性が良いという結果が。さらに「Instagramリール」は、美容などパーソナルに紐づくコンテンツが多く消費され、「LINE VOOM」では教育系やHowTo動画がよく見られているということがわかった。
「ショート動画売れ」は、もう無視できない
ショート動画が購買に与える影響は、1年弱で+15%と大幅に増え、約70%がショート動画売れを認めている。また、「全く影響しない」と回答した人は14.8%から7.4%に半減する結果となった。
ユーザーはプラットフォームから離脱して購入
58.1%が視聴中のショート動画アプリから離脱し、自分でWeb検索やECサイトで調べてから購入していることがわかった。
上記のことから、ショート動画はまだまだ送客や導線に難ありと感じられるも、売上への影響を感じているとの声が多数あった。
ショート動画広告はプラットフォームごとで驚くほど違う
どのプラットフォームが一番「ショート動画売れ」をするかを検証するため、広告主の協力のもと4プラットフォームに同様のクリエイティブで動画広告出稿を実施した。すると、「TikTok」はCTRが高く、CPCが高水準で、売上に貢献しやすいという結果に。また「YouTubeショート」は完全視聴率が高く、離脱率が低い。「Instagramリール」は圧倒的インプレッションで、CPMの効率が良い。「LINEVOOM」はCPMの効率が良く、視聴完了率とCPCが高いということがわかった。このように特性がわかることで、商材にあわせた適切な広告媒体選びが可能になる。
実施の結果、4プラットフォームごとに違った特性が見えてきた。
TikTok
・CTRが高い
・CPCが高水準で、売上に貢献しやすい
YouTubeショート
・完全視聴率が高い
・離脱率が低い
Instagramリール
・圧倒的インプレッション
・CPMの効率が良い
LINEVOOM
・CPMの効率が良い
・視聴完了率、CPCが高い
このように特性がわかることで、商材にあわせた適切な広告媒体選びが可能になる。