▽2023年 秋アニメ主題歌ランキングhttps://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/anime/ranking/2310
2023年 秋アニメ主題歌 カラオケランキング
小説を音楽にするユニット・YOASOBIが、原作者・山田鐘人監修の小説をもとに制作した『葬送のフリーレン』のオープニング主題歌「勇者」が1位を獲得!
YOASOBIは『【推しの子】』のオープニング主題歌「アイドル」で、2023年にカラオケで最も歌われた楽曲として首位に輝くなど、アニソン界だけでなく日本の音楽シーンを席巻する存在に。
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
続く2位には力強くも妖艶な歌声で作品の世界感に引き込む、『薬屋のひとりごと』から緑黄色社会「花になって」、3位には圧倒的な歌唱力と中毒性で話題の、『SPY×FAMILY Season 2』からAdo「クラクラ」がランクイン。また、10位の「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」は、本編作品としてはもちろん、主題歌も『頭文字D』の後継といえる楽曲で、90年代と現代を融合したユーロビートが新旧ファンから好評を得ている。
2023年 秋アニメ 配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信コンテンツ視聴者数ランキングとカラオケランキングの順位は、TOP10では概ね似た結果となり、視聴者数が多い作品ほど、カラオケで主題歌が歌われやすい傾向にあることがわかる。
一方で、視聴者数ランキングでは21位と中位に位置する『アンデッドアンラック』から、女王蜂が歌う「01」がカラオケランキングでは6位を獲得。これは、もともとコアなファンからの支持が厚い女王蜂が、『【推しの子】』のタイアップ曲「メフィスト」でさらに脚光を浴びたことで、ファン層を拡大していると推察される。逆に、視聴者数ランキング9位『ミギとダリ』の、そらるとりぶ「ユウマガドキ」は、歌唱難易度の高さもあってか、カラオケランキングでは24位にとどまった。
【対談書き起こし】「つづきみ」MC吉田尚記と結がランキングを解説
本ランキング発表に伴い、新作アニメを紹介する番組「つづきみ」のMCを務める吉田尚記と結の二人が、この結果を受け今シーズンのアニメソングについて対談した。
「つづきみ」公式HP:http://tudukimi.com/
吉田アナ: カラオケランキングTOP10を見ると、アニソン界でもメジャーアーティストがむちゃくちゃ強いな、と感じますね。どのアーティストも、作品の世界感をしっかり理解した上で、しっかりとクオリティーの高い楽曲を作り上げてくる。OxT はアニソンで飛躍した印象もあるけど、1位からYOASOBI、緑黄色社会、Ado、Official髭男dism、Vaundy、女王蜂、milet、アイナ・ジ・エンド、UNISON SQUARE GARDENという錚々たる顔ぶれ。
結:確かに。もうだって、このラインナップ、紅白みたいですよね!
吉田アナ:そんななか、今シーズン2つポイントとして挙げたいことのうちの一つが、女王蜂のヤバさ。アニソンで注目されるメジャーアーティストは、作品をよくわかっていてクオリティーも高い楽曲を作り上げてくる一方で、何かそのアニメとの「タイアップ芸」とでも言いますか。その「タイアップ芸」の究極を見せてくれているけれども、その中で女王蜂って「タイアップ芸」に収まらない雰囲気を感じさせるんですよね。確かに、作品性を踏まえてはいるんだけど、またちょっと違う感じが。
結:めっちゃわかります。これ、何て言えば良いんだろう。
吉田アナ:さすがだな、アヴちゃんと思いますね。あと、僕がもう一つ言いたいことは、『頭文字D』後継作アニメ『MFゴースト』のOP主題歌「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」が、むちゃくちゃ面白くて!最近、これだけいろんなアニソンがあるなかでユーロビートはこの曲だけじゃないですかね。『頭文字D』からの流れがあってこそのこの曲。僕は本当にこの曲が大好きすぎて、この曲を聞くとポジティブな意味で笑いが止まらないんですよ。
結さん:私が個人的に好きなのは、上坂すみれさんの「ハッピーエンドプリンセス」。惜しくもランクインは逃されましたが、中川翔子さんが歌う『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』のOP主題歌「65535」も心に残っています。
吉田アナ:作品を見終わったあとに改めて聴くと色々つながるところがあって、歌詞も良かったですね。
結:なんの曲に似ているのかって言われると、どの曲なんだろうってなるけど、90年代感というか、何かちょっと懐かしい感じ。しょこたんの他の曲の歌い方とはちょっと違った感じもすごく好きなんです。今回のランキング上位曲はどの曲もカラオケでよく歌うし、歌唱履歴にも入ってます。2024年も、どんなアニメ、どんなアニソンに出会えるか、今からとても楽しみです!
「エンタメリーチトラッカー」調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【延べ回答者数】週次約24,500人(日次 約3,500人)
※2023年7月より、上記のサンプル数で日次調査を実施し、週次で集計
【集計期間】火曜~月曜
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】
リーチしたエンタメ(映像/マンガ/書籍/家庭用ゲーム/アプリゲーム/音楽[アーティスト]/ラジオ・ポッドキャスト番組)について自由回答方式で日次の頻度で聴取し、GOD(GEM Original Database)に基づき体系的に整理・名寄せし、週次単位(火曜~月曜)で集計を実施。聴取したエンタメのうち、映像コンテンツにおける定額制動画配信サービスを利用して視聴したコンテンツのみを対象としている。映像コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正される場合あり。