待ち合わせで怒らずに待てる時間は30分以内という結果に

 プライベートの待ち合わせで、相手が遅れているときに、怒らずに待てる時間の境界線は30分以内。一方、自分が相手を待たせるときに謝れば、許してもらえると思う時間は10分以内という結果に。若年層ほど、相手を待てる時間も謝れば許してもらえると思う時間も他の年代に比べ長い傾向がみられる。待ち時間に対する意識の年代差は、スマートフォンの普及による連絡の取り方の変化や、暇つぶし手段の多様化などがあるようだ。

 並びたくない・並んで待ちたくないものは、「予約のできない人気の飲食店」。並んで待ってもよい・並んでも待ちたいものは、「遊園地やテーマパークのアトラクション」。女性では、並んで待ってもよい・並んでも待ちたいと思うシーンが全体的に男性よりも高い。待つことに対する抵抗感の低さが女性においてうかがえる。

 並んだ結果、待った甲斐があったのは、「人気のアトラクションに乗れた」「憧れの人に会えた」など。期待以上の嬉しさや満足感が得られたとのエピソードがあがった。待ったのに残念だったと感じたことでは、「抽選で外れた」「整理券が自分の前でなくなった」などで、期待がかなえられなかった場合が多い。「待っている間に期待があがりすぎた」という体験もみられた。