“トロット”とは韓国で“懐メロ”を意味する言葉で、現在注目されているジャンルだ。日本でも昭和歌謡が若い世代から注目され、海外ではシティーポップが人気沸騰。『トロット・ガールズ・ジャパン』は、そんな懐かしくもハイスペックな名曲を歌いこなす新時代の歌姫を捜すオーディションだ。

 決勝には住田愛子(16)、MAKOTO.(年齢非公表)、natsuco(33)、歌心りえ(50)、福田未来(29)、寿理(17)、東亜樹(16)、松永実優(25)、キム・ソヒ(29)という、年齢もキャリアもバラバラのメンバーが参戦。審査はゲスト審査員&一般審査員と視聴者の投票で勝者が決定した。

 1位に躍り出たのはボーカルユニット「THE HOOPERS」でメインボーカルとして活躍していた福田未来。 彼女は審査委員長の松崎しげるの楽曲『私の歌』を、本人の前で力強く歌い上げ、ゲスト審査員達を感動で震わせた。福田はこれまで敗者復活というギリギリの状態で勝ち上がってきた経緯があっただけに、1位になった瞬間に感情が爆発した。

 3人の優勝候補の中から、過半数の投票を獲得した福田が見事優勝。

 3月にはTROT GIRLS JAPAN 2024としてスペシャルライブが東京で開催予定。“トロット・ガールズ”達の多くは、すでに熱いファンから支持を集めており、それぞれの活躍も期待されている。