2024年1月度 商品別テレビCM放送回数ランキング 1位は「スーモ」

 2024年1月度の商品別ランキングは、1位にリクルートホールディングス「スーモ」、2位にユーキャン「ユーキャン」、3位に龍角散「龍角散ダイレクト」となった。

 1位のリクルートホールディングス「スーモ」、2位のユーキャン「ユーキャン」という組み合わせは2023年1月度と同様。ユーキャンでは毎年、有名人がユーキャンの提供する通信教育を利用して新たなことにチャレンジする「チャレンジユーキャン」というキャンペーンを実施しており、2024年も鈴鹿央士、指原莉乃、藤木直人、庄司智春・藤本美貴夫妻が新たな資格取得にチャレンジする様子が年明けより放映された。

 不動産に関するCMが多数ランクインする結果も2023年1月度と同様で、1位にリクルートホールディングス「スーモ」、6位にエイブル「エイブル」、13位にCHINTAI「CHINTAI」、17位にAPAMAN「アパマンショップ」がランクインし、春の新生活に向けて増大する不動産需要に向けた訴求が目立つ結果に。

 7位のウェルスナビ「ウェルスナビ」は、2024年1月から開始した新NISA制度に対応していることをアピールし、2023年12月度から順位を上げた。

 14位に初登場のニデックは2023年4月に「日本電産株式会社」から、「ニデック株式会社」に社名変更したことに伴い、新社名浸透を目的としたCMを多く放映した。

2024年1月度 エリア別テレビCM放送回数ランキング

 商品別ランキングには入らなかったものの、LIFULL「LIFULL HOME‘S」が東京地区で8位、大阪地区で6位と不動産系のCMが強い印象があった。

 また、Indeed Japan「Indeed」が東京・名古屋地区で5位、リクルートスタッフィングの企業CMが東京地区で10位と、大都市を中心に転職系のCMも多く見られた。 

調査概要
調査期間:2024年1月1日~1月31日
対象:番組宣伝を除いた全国地上波25局、BS放送6局のテレビCM
調査方法:動画認識エンジンを活用したテレビCM自動認識システムにて取得した放送履歴情報を基に調査