今年3月に始動を発表した、ファンキーモンキーベイビーズ。8年の時を経て、1stシングル『エール』を9月22日にリリースする。
【映像】MV撮影現場で千鳥・大悟に挨拶する2人(6:40ごろ〜)
ファンキーモンキーベイビーズは2004年、元日に結成。ファンキー加藤、モン吉、DJケミカルの3人で始動した2MC1DJのグループで『あとひとつ』『ありがとう』など数々のヒット曲を世に送り出してきた。
2009年から4年連続でNHK紅白歌合戦に出場と、国民的人気アーティストへと駆け上がっていった、そんな人気絶頂の中、2013年6月、DJケミカルが実家のお寺を継ぐため突然の解散。ファンキー加藤、モン吉、それぞれソロ活動を続けていくなか、2021年3月、3人で一夜限りの復活のという名目のもと、TBS系の音楽番組に出演した。それがキッカケとなり、ファンキー加藤とモン吉とでファンキーモンキーベイビーズが再始動することとなった。
そんな新生ファンモンが「ABEMA NEWS」の単独インタビューに応じ、再始動に隠された真実や新曲の制作秘話を明かした。
――これからどんな音楽を届けたいですか?
モン吉:「応援ソングかラブソングというのが、THEファンモンという事をみんなが知ってくれていると思うので、お互い大人になったし、とりあえず1曲目はTHEファンモンというのがいいなと思いました」
――再始動した一番の理由はなんですか?
加藤:「俺もモン吉もお互い大人になって、ソロ活動で得てきたものあって、本当に以前のファンモンの時よりもスムーズに話せるようになっていたり。2人で、もしかしたらその後も続けていくのもいいかな?と考えていたらモン吉も同じ様に考えていて…」
モン吉:「相乗効果というか、足りない所を埋め合っている。声だけではなく」
――新曲『エール』に込められた思いを教えてください
加藤:「エールというのは結構、手あかのついたタイトルで、J-POPフィールドで歌を歌っている有名なミュージシャンの人たちはだいたいエールというタイトルがあったりするんです。再び音楽シーンの真ん中に『ファンモンというのが帰ってきぜ』みたいなファンモンイズバックみたいな感じで。そういう直球なタイトルを付けさせていただきました」
モン吉:「少し今っぽいのも入れて、でもパっと聞きはTHEファンモンの感じなので『やっぱりファンモンこれだ』みたいな」
――「自分たちにしか歌えないメッセージがある」と発信し続けてきたと思いますが、ファンモンとしてどんな音楽を届けたいですか
加藤:「僕自身が中学校の時とかにいじめられていた経験があって、その時に例えばブルーハーツとか長渕剛さんとかの音楽で、大げさにいえば命をつなぎ止めることができたみたいな。そこまで大げさなことではなくて、ファンモンの曲聴いて、例えば『今日1日頑張ろう』とか何かプラスの力みたいなものを与えることができたらいいな。それはずっとですね」
――これまでCDジャケットには様々な著名人の顔写真が使用されていましたが、今回ジャケットには千鳥の大悟さんが起用されていますね。その経緯と理由を教えてください
加藤:「俺もモン吉も普段そんなに見るテレビかぶらないし、趣味も結構バラバラなんですけど、千鳥さんは好きで千鳥の相席食堂が大好きなんです。そこの共通点がすごくあって、雑談レベルで千鳥さんに出て頂けたらいいねって」
――ミュージックビデオの撮影現場で初対面したとのことですが、大悟さんの印象はいかがでしたか?
加藤:「かなり長時間のロケになってしまって(大悟さんが)『これはバラエティーなら7本撮りや』って、それがたった1本のミュージックビデオに収まってしまうんですけど。あと演じる大悟さんというのは、すごいレアで泥臭いメッセージみたいなものを体現してくれました」
――今後どんな人を顔ジャケに起用したいですか?
加藤:「八王子つながりでちょっと次に行けたらいいなと思って、例えばヒロミさんとか、この間会ったときに普通に断られました(笑)『俺は出ねぇって。俺は出ないのが面白いから』と言って。それとフワちゃんとかROLAND、八王子会でいうと。出て頂けたらいいなという気持ちはありますね」(『ABEMA NEWS』より)
▶︎映像:新生ファンモン、再始動について語る「足りない所を埋め合っている」