9月23日(木)22時より、『JAM -the drama-』#5が、ABEMAにて独占配信された。劇団EXILEが総出演する本ドラマは、2018年に公開されたSABU監督による“因果応報エンターテイメントムービー”『jam』の世界観そのままに、その後の物語を描く。第5話では、2人組ユニット・ビーナスとしてデビューすることになった演歌歌手の横山田ヒロシ(青柳翔)&港町タカシ(SWAY)が、純烈とともに歌うシーンが流れた。美声と息の合ったパフォーマンスに、視聴者は「最高」「贅沢」「デビューして」「目指せ紅白」などと6人組での活動もリクエストしていた。
タケル(町田啓太)の発案により、芸能事務所「タケルプロ」のアーティストとして活動を始めることになったヒロシたち。タケルは、ヒロシに向かって「あなたのファンは40~50代の女性が中心ですよね。専業主婦は家事に追われがちなので、ディナーショーではなくランチショーを開催します。曲は今覚えてください」と、使用楽曲をその場で流す。いざランチショーが開催されると、主婦層で満席の場内。歌謡曲を熱唱するヒロシは悦に入る。
同じく「タケルプロ」の所属となった大石ラリア(恒松祐里)は、モデルとして雑誌撮影を行っていた。ラリアに夢中の川崎テツオ(鈴木伸之)は、アシスタントとして現場に入り、ラリアに風を送る。一方、バースデーボーイズの5人は、ダンス講師ザ・ピーチ(えんどぅ)のもと、事務所でダンスの猛特訓を行っていた。滝口ジュン(小野塚勇人)や山下トオル(秋山真太郎)に「クレアね。セーラ」とどんどん芸名をつけ、戸惑いながらも5人はついていく。
ビーナスとして活動することになったヒロシは、納得いかず不服顔で、「何でお前と組まなきゃいけないんだよ」とタカシに詰め寄る。そんなタカシも不満気な表情で、「ヒロシさんってテレビ初めてでしたっけ?」とマウントを取り始める。そこにタケルがアサインしたスーパー銭湯アイドル・純烈が登場。共演し歌唱することを知らされたヒロシたちは、「よろしくお願いします」と頭を下げる。歌番組の現場では、6人がスーツ姿で『今夜 涙じゃ帰れない』を歌唱する。即席の6人とは思えない完璧なパフォーマンスに、視聴者は「贅沢過ぎました!」「デビューして」と大興奮だった。
その裏で、「タケルプロ」事務所の社長となった向井昌子(筒井真理子)は、またもや暗躍していた。同番組に出演予定だったとある歌手に、ヒロシの悪口を言われたことをきっかけに、「私、あなたの大ファンなんです。毎日お疲れでしょう?」と特製スープを飲むように勧める。案の定、腹を抱えてその歌手は倒れ、現場はてんやわんや。昌子の仕業だとピンときたヒロシは、いぶかしげな視線を昌子に送る。穴が空いて困り果てる局サイドに、新たな提案をしたのはタケルで、「社長(昌子)のところの新人に歌ってもらえばいいんじゃないですか?」と、テツオを推したのだった。
『JAM -the drama-』#6は、9月30日(木)22時よりABEMAにて独占配信予定。なお#5がABEMAにて配信中。