シェパード“噛みつき”で工藤会系組長を逮捕 背景に組員の大量離脱と検挙も 専門家が指摘した“組存続の危機”
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 先月28日、散歩中にリードを離していた飼い犬のシェパードが通行中の男性に噛みつき、けがを負わせたとして特定危険指定暴力団 工藤会系組長の中島直人容疑者(79)が重過失傷害の疑いで逮捕された。

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 中島容疑者は自宅兼組事務所の路上で、飼っていたシェパードをリードを持たずに散歩させていたところ、ジョギング中の男性に噛みつき、全治2週間のけがをさせた疑いが持たれている。中島容疑者は10年以上前から、飼い犬が人や小型犬に噛みつくトラブルを起こしており、これまでに3度書類送検されている。

 30年にわたって工藤会撲滅に心血を注いだ元福岡県警刑事の藪正孝さんは「(組関係者の飼い犬に)シェパードが多いとかは特になく、それぞれの好み。防衛のためというよりも単純に犬が好きということだと思う」と話すと中島容疑者について次のように続けた。

「中島組長は以前からシェパードばかり飼っていた。中島組長がシェパードが好きだったということで、パトカーが近づくとワンワン吠えていたみたいだが、警察官が噛まれたというのは、私が知る限りではない」

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 さらに藪さんは8月に死刑判決を受けた工藤会総裁の野村悟被告の愛犬にも言及。「野村総裁の自宅には大きな犬舎があるのだが、以前飼っていたのは柴犬やミニチュアダックスフンドなど。幹部連中は贈り物で犬をやる場合もあり、もらったから育てるということもあるだろう」と述べた。

 一方、今回の中島容疑者の逮捕については組存続の危機があるのではとも。

「最近は多くの組員が検挙されたり、離脱したりしているので、組員がいなくなって組長1人で(飼い犬の)面倒を見なければいけないというのはあったかもしれない」

 そのように工藤会の窮状を推察した藪さんは「それだけ工藤会は追い詰められているのかなと感じた」と話した。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

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