10月6日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」の放送がスタート。とろサーモン・久保田かずのぶがネットで誹謗中傷を繰り返す人たちを「誹謗中傷は時間の無駄」とぶったぎり、スタジオの出演者から「朝7時から誹謗中傷書いて、一日行ける!?」「最初から良い交流をすれば良いのに」など共感の声が上がった。
【動画】ネットの誹謗中傷を叩き切るとろサーモン久保田にスタジオ共感
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
久保田のスピーチテーマは「SNSで誹謗中傷している人々に今私が言いたい事」。久保田はスピーチの序盤から「自分たちの生活に不満があるからって、SNSで目についたタレントにぶつけている奴がいる」とエンジン全開。「『いいね』をもらうことで自分の存在価値を見出そうとしている」とまくしたて、「名前を出さない、謝罪もない」「ネット民、文句があるなら番号でも名前でも書いて、来い! 対談してやるわ」と受けて立つ構えを見せた。
このスピーチの中で久保田は、貴重な自由時間は自分にスポットを当てるべきで、他人のあら探しをする時間じゃないと主張。「時間を無駄にしている」と断言した。
ウエストランド・井口浩之は、まさに今誹謗中傷の渦中にいるそう。「番組の“クズ芸人”に噛みつくコーナーで空気階段のもぐらとザ・マミィの坂井に噛み付いていたら、オンエアがキングオブコントの直後に。『優勝者と準優勝者に何言ってんだ』って、今絶賛叩かれ中」とトホホ顔を見せた。
佐々木は「あんまり見ないようにしているけど、そういう(批判の)声を見ることはある」「良いところを尊重しあえる世の中にならないのか、家で考えることはある」と深く刺さった様子。タレント・武井壮が「最初から良い交流を増やせばいいのに、無駄だと思う」と同意すると、ジュニアも「ネガティブなことを書いている時間見たら、朝7時6分で(笑)。きょう一日行ける!? 朝からこれ書けるメンタリティすごいなと」と、誹謗中傷者の精神を理解できない様子だった。DJ KOOもネガティブなコメントを受けたことがあるそうで、「家族の言葉に救われました」と立ち直った過去を明かした。