10月5日(火)夜11時より放送されたABEMAのバラエティ番組『ニューヨーク恋愛市場(れんあいしじょう)』にて『ネタになる恋哀話(れんあいばなし)買い取ります』という企画が放送され、若手芸人が衝撃的な恋愛エピソードを披露する場面があった。
『ニューヨーク恋愛市場』は、毒舌芸人ニューヨークが“オトコ”と“オンナ”のリアルを射抜く恋愛バラエティ番組。
『ネタになる恋哀話(れんあいばなし)買い取ります』は、恋愛ネタを多く披露している相席スタートとレインボーの持ち込み企画。コロナ禍で男女の出会いの機会が減り、恋愛ネタのもとになる素材が枯渇しつつあるという2組。彼らのために、悲しい恋愛話=恋哀話を持つ3名がエピソードを披露し、ネタになりそうだと思ったら自腹で購入するという内容。購入したエピソードは、ネタやエピソードトークなどに使用していいというルールだ。
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注目を集めたのは、若手芸人・佐野友康による哀しいエピソード。今から4年前のこと。佐野が終電に乗っていると、目の前に立っていた女性が隣の男から痴漢されている現場を目撃。次の駅で女性が逃げるように電車を降りると、なんと痴漢男も追いかけて降りて行ったそうだ。女性を心配した佐野も一緒に下車。後を追うと、改札前に女性がうずくまっていたという。改札の前を見ると、痴漢男が女性を待っており、佐野は「大丈夫ですよ。僕が彼氏のふりをするので改札を一緒に出ましょう」と女性に声をかけて、一緒にタクシー乗り場まで送って行ったという。
それでも痴漢男は後をつけてきたため、佐野は女性と一緒にタクシーに乗りこみ、女性の家まで送り届けたそうだ。タクシーの中で「大丈夫ですよ」と声をかけると、女性は恐怖のあまり佐野に抱き着いてきたという。
その後、連絡先を交換し食事に行くことになった2人。「これは運命」だと思った佐野は、3回目のデートで告白し交際がスタート。しかし、付き合って3カ月で連絡が取れなくなってしまったという。さらに、知らない男から電話が来て「彼氏なんだけど」と文句まで言われたそうだ。自身が浮気相手だったのだと思った佐野は、それ以降は彼女と連絡を取ることはなくなった。
その1年後、偶然彼女のインスタを見ると、すでに結婚していることが判明。さらに写真を見ていくと、なんと夫はあの日の痴漢男だったことが判明した。佐野は「僕が勝手に推理するには、彼氏と痴漢ハードプレイをしていて、僕がまんまと引っ掛かっちゃった」と分析している。
佐野は自身のエピソードについて、送迎で使った3500円で買い取ってほしいと希望。相席スタートもレインボーも買い取りたいと手を上げたため、オークションを開催。最終的に、レインボーが7万円で買い取り、現金をもらった佐野は「こんな大金見たことないっすよ」と大喜びした。