2018年1月～3月に放送されたアニメ「ポプテピピック」の“再放送”が10月9日よりスタートした。2018年版からキャストが変更されて実質“リミックス”版となっており、視聴者から「さすが」と驚きの声が寄せられている。
アニメ「ポプテピピック」は、竹書房の4コママンガ配信サイト「まんがライフWIN」にて連載中の大川ぶくぶ氏による同名コミックが原作。「キャストだけ変えて同じ内容を続けて放送する」といったトリッキーな演出が話題になり、愛を込めて「クソアニメ」と呼ばれた。
これまで変幻自在な演出によって視聴者の度肝を抜いてきた「ポプテピピック」が素直に再放送をするわけがなかった。2018年版の第1話は、前半が江原正士＆大塚芳忠、後半が三ツ矢雄二＆日高のり子という組み合わせでポプ子役とピピ美役が演じられた。しかし、今回のリミックス版は前半が小山茉美＆三石琴乃、後半が中尾隆聖＆若本規夫という組み合わせだった。ほかにも細かな変更があり、再放送というより“リミックス”が近い内容に仕上がっている。
Twitter上では、「再放送だからって完全にノーマークだった...」「これだから侮れないぜ クソアニメの巨塔ポプテピピック」「再放送で声優変更はもう新作」「マジで来週以降も楽しみすぎる」「気が抜けないクソアニメや！」と驚きの声が相次いだ。
2018年版に出演した声優の古川登志夫も「『ポプテピピック 再放送(リミックス版)』とは着想が凄い！ラディカルにして手練れな頭脳ブレインの存在を窺わせる。演技論に《一石》否、《流石》というべきか」とTwitterで驚きを示した。「古川さんの再度のご登場をお待ちしています」という声を受けて、古川は「おお怖！…ふふ！」と意味深長に返している。
※日高のり子の「高」は、正式にははしごだかの字
(C)大川ぶくぶ／竹書房・キングレコード
