10月14日(木)22時より、『JAM -the drama-』#8が、ABEMAにて独占配信された。劇団EXILEが総出演する本ドラマは、2018年に公開されたSABU監督による“因果応報エンターテイメントムービー”『jam』の世界観そのままに、その後の物語を描く。ついに最終回を迎えた第8話では、西野タケル(町田啓太)の長い計画が明かされた。その内容に驚きを覚えたのは横山田ヒロシ(青柳翔)らだけでなく、視聴者からも「カオスなのに妙な説得力!」「展開すごい!」とコメントが続出していた。
裏の世界「アンダーグラウンド」のステージでは、伝説のダンサー「キング・ザ・ピーチ」に憑依された藤本(EXILE NAOTO)のダンスバトルと、バースデーボーイズのパフォーマンスで大盛り上がり。その後に登場したのはヒロシと港町タカシ(SWAY)の2人組・ジャッカル。演歌からポップスへと曲の幅を広げたふたりの熱唱に、会場のボルテージは最高潮となり、大喝采を浴びる。充実感を覚えたふたりは思わず抱き合い、裏では向井昌子(筒井真理子)も涙ぐむ。
終了後、タケルは「皆さん素晴らしかったです!」とバースデーボーイズとジャッカルの健闘をたたえた。結局、バースデーボーイズの曲は彼らが歌わずに声があてられただけで、不審に思っていたメンバーが「社長、あれって幽霊が歌っていたんですか?」とタケルに尋ねると「そうです」と、ゴーストシンガーが歌っていたとうなずく。
さらに、タケルは「ヒロシさんにお願いがあります。あなたには予知能力があると思うんです。予知能力をお借りして、今後の計画を立てたい」といきなり頼み込んだ。乗せられるがまま、何とか予知能力を駆使したヒロシは、タケルの計画をかぎとってみせる。ヒロシは「社長、あなたは我々を利用した…タケルプロを作った目的は、意識の戻らない彼女を救い出すためのものだった!」と、愕然とする。
真実を言い当てられたタケルは、「ヒロシさんのおっしゃる通りです…」と、絞り出すような声で経緯を説明。タケルの恋人・美咲(清水くるみ)が交通事故に遭った夜、病室にゴーストシンガーが現れた。ゴーストシンガーは、実は4年前に亡くなった美咲の実兄。彼は5人組のボーカルグループにいて、ツアー中に不慮の事故に遭っていた。彼らの曲をライブで歌うことで美咲が救われると告げられたため、タケルプロの設立に至ったと話した。
全員が聞き入る中、タケルは「でも、僕は仲間と一緒にいるのが楽しくて、大好きで。信じてください!」と頭を下げた。タケルプロのメンバーは、タケルの真摯な思いに胸を打たれ、「俺は信じるよ」、「僕も」と次々に名乗りを上げ、結果全員がタケルを信じることに。気持ちがひとつになり、すべてがまとまったかに思えたそのとき、彼らの前にマスクをつけた謎の男が登場する。「私はバロンと申します。アンダー・ザー・アンダーグラウンドの世界に皆さんをご招待したい」と怪しく告げるのだが、タケルをはじめ全員「面白そう」、「最高だよ」と見果てぬ地へと向かうのだった。
『JAM -the drama-』全話はABEMAにて配信中。