まさかまさかの「三吉彩花脱落」という、衝撃的初回の内容がSNSでも話題になった西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』(テレビ朝日×ABEMA共同制作)。第2話では“言霊”の悪の力が増し増しとなり、美女ばかりが住む女性限定アパート「レディスコート葉鳥」で再び惨劇が引き起こされる。住民第2の犠牲者は、汚職疑惑が取りざたされる議員秘書。なんと“言霊”の力によって記憶が抹消されてしまうのだ。
歌川言葉=コトハ(西野七瀬)の友人で1号室の住人・阿木紗香(三吉彩花)は「約束したよね…」という“言霊”幻聴に狂わされ、耳なし芳一状態で謎の死を遂げた。除霊中の出来事とあり、警察はコトハと“霊能者”を名乗る男・中目零至=レイシ(永山絢斗)に疑いの目を向ける。
コトハたちは身の潔白を証明しようと、隣の2号室に住む議員秘書・丸山栞(中村ゆりか)に証言を求めるが、彼女は何故か関わることを否定。そればかりか栞は「都議選に出るから変死事件に巻き込むな」などと釘を刺してくる。しかしその腕には、怪死した気鋭の歌手・桐嶋漣(猪塚健太)から紗香がもらったものと同じブレスレットが。まさかの三角関係!?何かを隠しているのか!?
紗香怪死のヒントが栞にあると睨んだコトハは、つい「どこかに2号室の鍵落ちていないかなあ」と口走ってしまう。すると管理人室の前の廊下にその2号室の鍵が。さらに忍び込んだ2号室でパソコンを見つけて「ロックかけていないこともありえる!」とつぶやくと、その“言霊”通りにやすやすとログインできてしまう。
しかも栞たちが絡む汚職事件を追うジャーナリスト・島谷進次郎(マギー)の殺害計画のメールまでをも発見。親友の死の謎を追っていたコトハは、なんと政治がらみの暗殺事件にまで首を突っ込んでしまう羽目になる。
一方、当の栞はジャーナリスト・島谷進次郎から、贈収賄の疑いをかけられ執拗に追われていた。レディスコート葉鳥にまでやって来た進次郎の直撃に対して栞は「記憶にありません!」と議員秘書らしく言い放つ。ところがその瞬間、栞の身に異様な戦慄が走る。「記憶にない」。その“言霊”通り栞は、進次郎殺害計画のことも紗香の怪死のこともコトハのことも、まっさらに忘れてしまうのだった。
だが議員の力によって暗殺計画は進行。栞はわけのわからぬまま、殺害予定現場である産業廃棄物処理工場を訪れる。栞を追っていたコトハとレイシも急行するのだが、時すでにおそし。進次郎の代わりに栞が有毒ガスによって倒れた後だった。助けようと必死のコトハの視界に入ったのは、レディスコート葉鳥の3号室の住人でありフリーアナウンサーの小宮山綾子(堀田真由)だった。何故ここに!?
さらに意識不明で病院に運び込まれた栞を見て意味深に笑みを浮かべる人物がいた。4号室の住人で女医の菊川麻美(森田望智)だ。何の変哲もないお隣さんだった住人たちが、ここに来て一気に怪しい人物へと様変わり。これら怪死や怪異は“言霊”の仕業なのか?それとも黒幕が住人の中にいるのか?スタート早々から目が離せない『言霊荘』。次は誰が犠牲になることやら…。