旧大口病院3人殺害 “死刑”求刑を被告は「じっと聞いていた」 記者が見た裁判 倍速ニュース 2021/10/22 20:47 拡大する 横浜市の旧大口病院で点滴に消毒液を混ぜて入院患者3人が殺害された事件の裁判で、検察側は22日、元看護師・久保木愛弓被告に死刑を求刑した。【映像】大口病院事件 法廷で見えた被告の素顔 これまでの法廷で、被告の口からは何が語られ、事件の背景はどこまで明らかになったのか。取材を続けてきたテレビ朝日社会部の前山裕一記者が伝える。Q.裁判では何が争点になっていた? 争点は久保木被告の責任能力。久保木被告は裁判を通して犯行自体は認めている。その中で、検察側は久保木被告に完全責任能力があると主張する一方、弁護側は精神疾患によって心神耗弱状態であったと主張している。つまり、責任能力の程度によって、刑の重さがどうなるかというのが争点になる。 続きを読む 関連記事