『しくじり先生 俺みたいになるな!!』にて、平成ノブシコブシの吉村崇が「中年になってからの悩み」を告白した。
【本編映像】破天荒芸人・ノブコブ吉村、中年になっての悩み吐露
今回は「金曜深夜お引っ越し記念特別授業」として、しくじり学園”担任”のオードリー・若林正恭が登壇。学園メンバーには、吉村の他にもハライチの澤部佑、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、オードリーの春日俊彰が出演。
放送開始からもうすぐ9年目に突入する本番組。そこで若林は、ベテラン芸人となった学園メンバーの本音を調査するべく、個別面談を実施することに。その結果「現状に満足していないわけではないが、決してこのままでいいとは思っていない」という、メンバーたちに共通する悩みが発覚したという。
芸歴21年目、41歳の吉村が打ち明けた悩みは「自分には20代の頃のような勢いがない」というもの。破天荒キャラらしからぬ悩みに、澤部が「こんな吉村崇見たくないよ!」と嘆くと、吉村は「ないんだよ!あのときの勢いが!」と叫び、笑いを誘った。
吉村は「1回だけ大勢で集まるタイミングがコロナの間にあったんですよね、番組で。そのとき、若いノリについていけなかったなって感じがしたんで。そこからちょっとヒビが入ってきた」と語った。
ここで、吉村が悩みを打ち明けた際のリモート会議映像が流されると、吉村は「これはよくないぞ!」と大慌て。VTRの中で吉村は、最近のお笑い界について「お笑い(自体)が狭くなってる感じがして。漫才とかトークとか大喜利っていうふうに、芸人がそれに神秘性を持っちゃったから……」と不満を吐露した。
さらに「お笑いの天下を取るとは?」という話題では、「時代のトップになることですかね」「20代じゃないと(天下は)取れないのかもしれない。20代30代の、あの勢いのあった感じ……」と語り、切なそうな表情で一点を見つめていた。
VTRを見た若林は「20代の頃の吉村さんは楽屋で無茶苦茶だった」と過去の破天荒っぷりを明かし、「それが今や『若様、ご時世どうなるんすかね……?』みたいな」と現在の様子を暴露すると、出演者らは爆笑。吉村は「(勢い)ないね」と苦笑いをしていた。