橋下氏「この選挙結果を受けてもまだ“共産党に寄っていく”と言うなら、次の選挙でも立憲民主党は難しい」
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 6日のABEMANewsBAR橋下』に生出演したジャーナリストの田原総一朗氏と橋下徹氏が、立憲民主党と日本共産党の“野党共闘”について厳しく反省を促した。

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 まず、「投票日の前日に日本を代表する新聞社のベテラン記者の幹部、それから、やはり日本を代表するテレビ局の幹部に聞いたが、両方とも今度の選挙で自民党は40議席以上減らす。そして立憲は野党共闘がうまくいっているから議席が増えるはずだと言っていた。ところが自民党は261議席で過半数。これは自民党が勝ったのではなく、立憲が負けたということ。自民党には入れたくない、でも立憲にも入れたくない、これが維新にいった。だから維新は4倍に増えた」と田原氏。

 橋下氏は「僕はフジテレビの選挙特番に出ていたが、開票作業が始まる午後8時に来たデータでも“自民党過半数割れ”、そして“立憲は増やしている。130〜140議席をうかがう勢い”みたいな感じだった。だから真っ先に中継で出てくださった岸田さんにも、“自民党は負けた”という前提でインタビューをしてしまった。予想を外すのは仕方がないと言ってはダメだが、今回は接戦も多かったから、なかなか読みきれなかったのだと思う。ただ、田原さんも“立憲と共産が組むことでいけるのではないか”、という感じで、ご自身の番組をやっていなかっただろうか」。

橋下氏「この選挙結果を受けてもまだ“共産党に寄っていく”と言うなら、次の選挙でも立憲民主党は難しい」

 田原氏は「枝野さんには悪いけれど、僕は“共産党と組む”と言った時に反対しなかったからね。政権をとるためには、やっぱり組まないと勝てないから。ただ、立憲と共産は基本が全く違っていて、立憲は自衛隊も日米安保も認めるけれど、共産党は自衛隊はやめろ、日米安保は破棄だと言ってきたから、志位さんと枝野さんには“こんなに違っていいのか”と聞いた。すると志位さんは“政策には一切口出ししない、選挙協力するだけだ”、枝野さんも“志位さんが政策に一切口出ししないと言っているからいいと思う”と言ったから」と説明。

 この点について橋下氏は「僕が選挙特番でのインタビューで志位さんに“ぶれたのではないか”と聞くと、“ぶれていない。あくまで我々は日米安保破棄だし自衛隊解消。ただ、立憲民主党が政権をとっている間は言わない”と言っていた。でも、立憲と一緒になって閣外協力もするというのであれば、ある程度は変えなければいけないところもあるのではないか。社会党が自民党と組んだとき、村山(富市)さんは“自衛隊は合憲だ”とスタンスを変えた。もちろん首相になる以上、村山さんとしてはそう言わざるを得なかったところもあるのだろうが、いずれにせよ立憲と共産があのような形で組んだことが国民にとって分かりづらいし、受け入れられなかったということは明らかだ。立憲は今一度、そこについて民意に諮らないといけないと思う」と指摘した。

橋下氏「この選挙結果を受けてもまだ“共産党に寄っていく”と言うなら、次の選挙でも立憲民主党は難しい」

 田原氏が「社会党は、自衛隊は憲法違反、日米安保反対、さらに北朝鮮に賛成、韓国はダメだった。村山がこれを全部変えた、結果、社会党は無くなってしまった。枝野さんは辞めると言っているが、次の代表になる人間が共産党との共闘について何と言うかだ」と話すと、橋下氏は「今回の選挙の結果を受けてもまだ“共産党に寄っていく”と言えば、立憲は次の選挙も難しいと思う。やはり軌道修正するのではないだろうか。そもそも維新・国民の方向性と立憲と共産党の方向性を、いくつかの選挙区で世論調査でもやりながら“予備選”のようなことをやればよかった。枝野さんはかたくなに“必要ない”と言っていたが、結局それをやらないまま”決勝戦”である衆院選に出てきて負けてしまった。“準決勝”として、維新・国民と立憲でガンガン議論をすればよかった」と、ため息まじりに話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)
 

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