今年でデビュー10年目を迎えた元乃木坂46の桜井玲香(27)。
桜井は、2011年、高校2年生の時乃木坂46の1期生オーディションに合格し、翌年、乃木坂46のメンバーとしてデビュー。NHK紅白歌合戦や日本レコード大賞を受賞するなどトップアイドルとして走る、乃木坂46を初代キャプテンとして7年間支えてきた。メンバーやファンからは親しみを込めて『ポンコツキャプテン』として愛された桜井は、2019年に惜しまれながらグループを卒業した。
グループ卒業後はファッション誌『CLASSY.』のレギュラーモデルに就任し、自身2冊目となる写真集も発売。一方、女優としてはグループ在籍中から続けているミュージカルや舞台を中心に活躍し、主演も経験してきた。
そんな現在公開中の映画『シノノメ色の週末』で主人公、大月美玲を演じた桜井が『ABEMA NEWS』に乃木坂46卒業後の苦悩、そしてファンへの思いについて明かした。
――ファンにどんなことを届けたい?
「もう本当にめちゃくちゃ支えられている、『本当にいつもありがとうございます』という気持ちです」
――高校時代はどんな学生だった?
「(高校生時代)もう何か目立つとかそういう感じの子ではなかったですね。校則も厳しかったので、メイクも制服も何かいじるとかもなかったし、本当にギリギリまで寝て、とりあえず行って、寄り道するでもなく、速攻で帰ってくるみたいな」
――アイドル時代と現在と仕事の向き合い方に変化はあった?
「グループの時はいかに守られていたか、周りに仲間がいるという強みというのは、一人になってから本当に痛感しているし、グループがあったからこそ戦えた部分ってすごくたくさんあって、一人に改めてなった時に自分のポテンシャルの低さというか、まだまだやっぱり新米の気持ちで一から色々なことを全力で頑張らなくちゃいけないんだなというのは、日々痛感しているところですね。グループのフィルターが取れた分、私自身をちゃんと見てもらえるので、そういうのは、とてもやりがいもあるし、より頑張ろうって思えることなので、楽しいです」
――アイドル時代の経験が生かされていると感じるところは?
「アイドル時代は引っ張るようなキャプテンではなかった。大人数でいるときの協調性の大事さみたいなのは痛いほど理解しているなというのは自分でも思うので、1カ月2カ月も同じチームで頑張っていく上での、この人はこういう感じなんだなとか。今こういうタイプの人いないからここを補った方がいいなみたいなのは、もしかしたら(アイドルの活動が)少し活かされているかもしれないですね」
――ファンにどんなことを届けたい?
「アイドル時代もコンサートでのレスポンスというものにいかに支えられていたのかというのは、もうほんとに感じるので、本当にありがたいし、今もなかなか一緒にお会いして話すという機会は、ぐっと減りましたけれど、客席にいる方とかは結構、見つけていたりするんですよ。今も。あっあの人が見に来てくれているとかそれでパワーというか元気もらっているし、一人で戦っている中で勇気をもらって、どうにか自分がそのほかの人たちと戦えるパワーをいただいているなというのを感じるのでいつもありがとうございます。という気持ちです」(『ABEMA NEWS』より)
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